| 作家 | 竹若トモハル |
|---|---|
| 出版社 | ジュネット/マガジン・マガジン |
| レーベル | ADULTピアスシリーズ |
| シリーズ | 飢えた犬、人でなしの性欲。【R18版】 |
| カテゴリー | BLマンガ |
| ページ数 | 212ページ |
| 配信開始日 | 配信開始日:2020/08/15 |
あらすじ
新人アメフト部員・謙剛は自分のミスによって
先輩でNo.1アタッカーの東助に複雑骨折を負わせる。
その結果、東助はNo.1から転落してしまい
代わりに謙剛がNo.1のポジションをゲット。
引け目を感じた謙剛は「なんでも言うことをきく」と謝罪。
その言葉に盾に東助は無茶な要求で凌●していく…。
大学のアメフト部を舞台に繰り広げられる
凌●エロス中編のほか3本の短編を収録。
過激レーベル・ジュネットの名作を18禁バージョンでお届け☆
編集部レビュー
【山本だいすけのレビュー】
竹若トモハルのこの作品、マジで沼です。ADULTピアスシリーズの一編なんですけど、BL界隈でも話題になった理由がわかりますよ。まず設定がえぐい。「飢えた犬」という表現からして、抑圧された欲望を持つキャラクターの心理描写が本当に丁寧に描かれてるんです。
ストーリーは単なる肉体関係じゃなくて、二人の関係性の歪みとか、力関係の逆転とか、そういった複雑な感情が絡み合ってるところがポイント。竹若トモハルの描線は繊細なのに、登場人物たちの内面の荒々しさが伝わってくるんですよ。肉体描写も洗練されてて、媚びない感じが最高。
2020年8月15日の配信開始時点で同人界隈が盛り上がったのも納得です。R18版だからこそ成立する表現の自由度で、キャラクターの本質に迫れてる。初見でも物語に引き込まれますし、リピート読みで新しい発見がある深さがあります。ホント推しです。
HNTでは同じく竹若トモハルの他作品や、心理描写が秀逸なBL作品もおすすめですよ。
✍️ HNT編集部レビュー
アメフト部の縦関係で繰り広げられる、ドロドロで濃密なBLエロス
私が今回紹介したいのは、竹若トモハルによる中編作品『飢えた犬、人でなしの性欲。【R18版】』です。この作品は、BL好きの間でじわじわと話題になっている、過激レーベル・ジュネットの名作をR18バージョンとしてリリースしたものなんです。SNSでも「濃密」「ドロドロが最高」といった反応が増えてきていて、かなり推し甲斐のある一本ですね。
複雑な心理描写と圧倒的な力の不均衡
物語の舞台は大学のアメフト部。新人部員・謙剛が先輩の東助にケガを負わせてしまうところから全てが始まります。自分のミスで先輩を転落させてしまった後ろめたさから「なんでも言うことをきく」と約束した謙剛は、その言葉に盾に東助の要求を受け入れていくことになるんです。
ここが本作の最高に面白いポイント。単純なエロコンテンツではなく、加害者としての引け目、被害者としての怒りと欲望、そして歪んだ関係性の中で深まっていく感情——こうした複雑なドラマが絡み合うんですよ。謙剛が「なんでも言うことをきく」という約束によって、身も心も支配されていく過程は、心理描写マニアにはたまらない内容だと思います。
縦関係×力関係×エロスの三層構造
アメフト部という限定的でクローズドな環境設定も秀逸です。部活という枠組みの中での先輩後輩という明確な上下関係に加えて、ケガによる競技成績の逆転が複雑な力学を生み出しています。実力の逆転と心理的な負い目のギャップが、物語全体を通じて緊張感を保ち続けるんです。
東助の要求がエスカレートしていく過程も、無理矢理ではなく心理的な流れの中で自然に展開していきます。謙剛が受け入れる理由が明確にあるからこそ、読者も「そういう状況なら仕方ないかな」と納得しながら物語に引き込まれていくんですよね。これが過激レーベル・ジュネットの手腕です。
コレクター必読!4本立ての充実ボリューム
本作の嬉しいポイントは、中編の「飢えた犬、人でなしの性欲。」に加えて、3本の短編も収録されているということ。アメフト部の異なるキャラクターたちによる別のストーリーが楽しめるので、コスパ的にもかなり優秀なんです。
- 縦関係という絶対的な構図を活かしたストーリー展開
- 複雑な心理状況による説得力のあるキャラクター描写
- 竹若トモハルの洗練された作画技術
- ジュネットの濃密な表現力
- コンパクトながら満足度の高い全4本収録
こんな人にオススメです
心理戦を楽しみたい方、複雑な関係性に惹かれる方、ドロドロした展開が好きな方には本当にオススメです。SNSでも「BLは感情表現が大事」という人たちの間で好評を得ているんですよ。また、竹若トモハルのファンであれば、過去作とは違う深度のある描写を堪能できると思います。
配信開始日は2020年8月15日で、すでに数年経過していますが、今なお根強いファンに支持されている点が本当に素晴らしいんです。トレンドは常に変動するものですが、この作品のような心理描写とエロスが融合した良質な作品は、時代を問わず愛され続けるんだと改めて感じます。
伊藤 さくら(SNS・トレンド担当・2年目)より——BLは感情の奥行きを描く表現力こそが全て。この作品はまさにそれを完璧に体現した傑作だと確信しています。
気になった方はこちらから購入できます






