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【あらすじ】
高校で物理の教師をしている小笠原十千海(おがさわら かずちか)は、有名大学の受験を志望しているヒロインの力になろうと、放課後に二人きりでの補習授業をする日々を過ごしていた。
時には恋愛感情が芽生えそうにもなるが、教師としての理性がそれを許さなかった小笠原。しかしある時、ヒロインに最近彼氏が出来たことを知ってしまう。
受験の邪魔になるからと別れさせようとする小笠原だったが、ヒロインは別れようとしない。
小笠原はひどい焦りと苛立ちの中、だんだんと理性が崩壊していく。
「このままではこの子の処女はあの男に奪われてしまう……」
「この子は絶対にあの男には渡さない……」
「こうなったらこの子を監禁するしか……? いつ監禁する……」
「今だろっ!」
歪んだ愛情が行き着く先は……。
【登場人物】
小笠原 十千海(おがさわら かずちか) 29歳
都内の私立高校に勤務する物理の教師。
一流大学卒の秀才で大学時代、有名予備校の講師のアルバイトもしていたため理数系の大学入試問題にも強く進学希望の生徒たちからは信頼されている。
一方、堅物な面があり融通が効かず思い込みが激しい部分もある。
放課後に補習授業をしているヒロインに特別な感情を抱いている。
ヒロイン
今年大学受験を控えている真面目な生徒。
理数系の有名大学志望で、一流大学卒で受験勉強を教えるのがうまい小笠原に勉強の相談をしている。
男性経験は一切無かったが……。