おすすめレビュー
前編に引き続いてのお話です。今回もギィギの動きがいやらしいwルシェットは今回もいようにイタズラされ、基本的な構図は変わりません。
前回のエロが良かった人は今回も良いと言えるのではないでしょうか。
ただ、ストーリーパートの尺が長すぎる…。
世界観の描写に力を入れるのは嫌いじゃないんですけど、流石にエロの分量が少なすぎる。
どこをとっても気合いの入ったフルカラーで、エロそのものは良いだけに、とても惜しい…!
期待が大きかっただけにオスメは付けづらいですね… 伝説的な売り上げを果たした作品の完結編。
この塗りでのフルカラーは、ある意味で唯一無二の作品です。
答えを提示しないストーリーも解釈の余地があり、絵柄の雰囲気も相まって、大人の絵本という感じでした。
ただ、本編のボリュームは前作より増えていますが、Hシーンはページ比率でみると前作より少なくなっています。
この絵柄でシコりたいんだ!という人には大分物足りないと思います。私も物足りないです。
Hシーン自体のクオリティは高いです。肉の塗りがとても良い出来でした。
このまだと爆発しそうなので、Hシーンメインの番外編が欲しくなりますね。ぜひ出してほしいです。
2作品だけで終わらせるのはもったいない作品。 お父様の思惑や、触手の正体に触れていく回。
触手は感情を伝える手段を持たず、触手側が愛によって行動しているという明確な描写もないため、言い換えれば多くの解釈が読者に委ねられているのが、凄いところだと思います。
寂しさを埋めてくれた存在に向けられる少女の純粋な気持ちと、もしかすると一方通行な想いかもしれない不気味さをはらんだ世界観が絶妙に溶け合っている作品。
イラストは非常に美麗。綺麗一辺倒ではないかもしれない世界が、表紙絵に象徴される透明感を感じる美しいイラストで彩られています。そこがまたちょっと切なさを感じて良いところ。
あと少女がほんと可愛いんですよ!w(強調)
触手と戯れてる様子も、お父様とお話しなきゃって決意するような様子も、ところどころで><な表情になるところも全部可愛い!
読み物としての推し度が高い本作、前作を読まれている方にはもちろん、本作から見かけて興味を持たれた方には是非試して頂きたいです! まずはこの作品を書いてくれたことに感謝します。ありがとうございます。
基本、エッチな本に出てくる触手というものは、無感情で、陵辱的なものばかりですが、この作品は違いました。
それが新鮮なもので、かつとても魅力的なものでした。
ドアノブが壊れていなければ、ギィギが猫のようになっていなければ、こうはなっていなかったのでしょう。
形その美しい種と形を超えた2人の物語。作者様の美麗な絵があったからこそ、如実に感じ取れました。
本当にありがとうございます。
最後に。
願わくば、少女が成長した後のギィギとの絡みや、理解ある旦那が現れて3p…みたいな後日譚がみたい。切実に。2~3枚の絵でもいから。 多くの人に愛されたあの大人気触手純愛漫画の続編です。
前作同様、色彩の表現が非常に繊細で、主人公の女の子の心情を表すように焦点や明るさが細やかに変化します。
幻想的な絵柄で描き出される触手との少し歪で、そして美しいコミュニケーションは、言葉はなく、互いのことをよく理解できていなくても、確かに互いが信じる愛があるのだとわかります。
少し不穏な、悲しいこともありましたが、最後に女の子が守った愛は今まで育んできた絆と共に、この先もこの女の子を支えてくれるでしょう。
サンプルで少し不気味なものを感じ取った方もいらっしゃると思いますが、ギィギとの確かな愛を感じられる作品ですので、前作をご覧になって気に入った方は、ぜひ最後まで見届けてみてください。 主人公は白い人影(母の霊?)に随行することを拒んだ。救われることを拒んだ。怪物もまた、「怪物」ではなく「ギィギ」で在ることを、主人公の「トモダチ」で居ることを望んだ。だからそうなった。望んだからなった。辛くても、二人で地獄の現世を生きることを望んだ。文句なしのハッピーエンドじゃないでしょうか。
でも、こんな高尚な作品を見に来たわけじゃないんですよ。抜きに来たんですよ。なんでこんな真面目にレビューしてんだ()
あらすじ
こっそり忍び込んだ父の書斎で出会った、不思議な生き物。
少女ルシェットはそれに「ギィギ」と名付け、一緒に暮らし始める。
言葉の通じないギィギの不可解な行動に戸惑うルシェットだったが、
共に過ごす日々の中、少しずつ彼との距離は近づいて行くのだった。
しかし、そんなある日、
長らく屋敷を不在にしていた父が旅を終えて帰ってきた。
ギィギを書斎から連れ出したことを咎められるのではないかと、
心配するルシェットだったが、父からそれを咎められることはなかった。
気付いていないのか、気にしていないのか。
「お父様にちゃんとお話ししたい。ギィギとお友達になりたいって…」
悩んだ末、そう決意したルシェットは、
また何処かへと出かけていく父の後を追って屋敷を出た。
雨の中、期待と不安を胸に――――