可惜夜に、袖の露~泣き虫少年がどちゃエロ陰間に成長するまで~ [Ruhe Schutz] | DLsite がるまに
Contents
逢花は、白い髪を持っていることから母親にさえ「化物」と呼ばれていた。
ある雨の日、逢花は母親に捨てられてしまう。
それを見つけた【楼桜館】支配人の紫藤は逢花に手を差し伸べる。
【楼桜館】―ろうおうかん―
それは見目麗しい少年たちが働く陰間茶屋で、逢花はそこに住み込みで働くことを決意する。
この物語は、泣き虫な逢花が立派な陰間になるまでの物語である。
Sample
Review
予告が掲載されたときから楽しみにしていました。サンプルを聞いて雰囲気や使われている音楽からもうこれはきっと好きだ!と思っていたのですが、リースされ作品を聞くと想像を越える素敵な作品でした。まず、使われている音楽がとても良く舞台となる楼桜館の雰囲気を音楽ともに想像しながら聞くことができますし、現在と過去の描写(シナリオ)が素晴らしく違和感なくひとつの物語として聞くことができます。
そして物語は時間軸として過去、現在のお話が出てきます。シナリオは勿論、キャスト様の演技も素晴らしく逢花の幼少期と現在との演じ分けや紫藤様の長年に渡る葛藤、人としての成長を感じることができます。
逢花(冬木兎衣さん)の感情の揺れ動く様に感情移入し気付けば泣いていました。特に逢花が可愛くて健気で大好きになりました…
タグにシリアスとありますが最後は幸せなみんなに会えることができるので、切ないけれど温かいお話が好きな方や物語として楽しみたいという方はぜひ聞いていただきたいです。それに当てはまらなくてもっと色んな人に聞いてほしい、オスメしたいそんな作品です。
本当にこの作品に、逢花たちに出会えて良かったです。みんな健やかで幸せであれ…(限界オタクより) 最初に言わせてもらうと…
聴いてよかった!お気に入りの作品になりました~!
陰間、男娼などそのような世界観が好きなので
面白そうだな~と購入。
思ってた以上にキャラクターがしっかり描かれていて
世界観もすごく鮮明に作られており
トラック1から聴き入ってしまいました。
トラック2から物語が始まるんですが
それぞれのキャラクターの心情が丁寧に描かれているので、
それぞれの心の迷いですとかそういう心理がものすごく伝わってくるんですよね…
お声を担当された方々も皆さん、役にハマっていますし
キャラ自体の個性も分かりやすく
楼桜館の世界に簡単に入り込めます。
舞台も舞台ですし、シリアルのタグもあるのでちょっと暗いお話なのかな?と思ってたんですが
色々な葛藤などもありながらも結果的には皆さんそれぞれの幸せにたどり着いています。
本当に、本当に良かった…
あと個人的にBGMがすごく好きな感じでした。
BGMだけでも聞きたくなる位
そのおかげで世界観もより鮮明になっているのかなと。
しかしこまで世界観に入れるとは…自分自身びっくりしています。
まさか途中で涙するとまでは思わなかった…
一つの物語の世界に没頭したい方にぜひお勧めしたいです。
それと逢花さんを演じられた冬木さんの異なる年齢の演じ分けも素晴らしかったです。
もっと沢山の聴かれてもいのにな~と個人的には思いました! サークル様が好きなのと、陰間ものということで興味を持って購入しました。
いやー陰間もの、男娼ものってみんな大好きだと思うんですが、期待値を超えてとってもえっちでしたし、ストーリーもしっかりある素敵な作品でした。
逢花ちゃんは辛い過去がありながら、紫藤さんに鍛えられ、それはもうどちゃエロ陰間に成長していきまして、その成長過程が見えるのも良いです。
ショタもかわい!最高ですね!
相手役の紫藤さん、支配人と従業人という垣根に惑いながらも最後には覚悟を決める、かっこい方でした。
最初の方に感情抑えめだったのが、段々感情が出てくるのがよかったです。
ひどい客を追い返す紫藤さんもめちゃくちゃかっこよかったです。
そして紫藤さんも紫藤さんで切ない過去があって…「雲雀」呼びに鼻血吹きかけました笑
またアダルトパートもとってもえっちで、陰間ものならではの、受けがとってもえっちに積極的なシチュ。
色んな人に刺さる作品だと思うので、ぜひ皆さんに聞いて欲しいです。 美しく切ないBGMを惜しみなく使い、重厚なSEにもこだわりが感じられる、とても雰囲気作りに長けた作品。時代について言及は無い為、多少横文字は出てきます。
逢花君は陰間としてトップに上り詰めた妖艶さを放ちながらも、核にある純粋さや可愛らしさはそのまで、冬木兎衣さんの高めのお声も演技もぴったり。遊郭で言うところの花魁に当たるのであろう人が、気持ち良くて「…ましゅ」とか言っちゃうの可愛すぎる。
紫藤の生真面目で実直な人柄はみそ汁さんが、雲雀さんの吸い寄せられるようなたおやかさはみたらしましろさんが、人物像まで巧みに表現されていて流石です。
購入前、三角関係苦手人間としては紫藤と雲雀の絡みを受け入れられるか心配でしたが、杞憂に終わりほっとしました。この描写のおかげで、キャラクター達への理解が深まった気がします。
キャストークもとても楽しく拝聴しました。冬木さんは快活で役柄とのギャップがあり、みそ汁さんは朗らかな口調でフレンドリーに、タメ口を交えながら作品についての想いを語ってくださり楽しいです。
一番びっくりしたのがみたらしさんのトーク。ご本人は雲雀さんのように穏やかに話してくださったのですが、突如情報の爆弾を投下され「エッ雲雀さんMtFだったの!?」と滅茶苦茶動揺してしまいました…再会時の話し方から察するべきだったか…。それで女性らしくあることを徹底していたんですね。
残念に思ってしまったのが、トラック6の逢花君への扱い。
紫藤は過去「楼桜館に化物など居ない」と毅然と彼を守ってくれたのに、あくまでプレイとはいえまだ化物扱いする客について、『一部の声に騙されるな』とある程度容認するかのような発言をしたのが非常にショックでした。
逢花君が酷く心を擦り減らす程の侮蔑なのですから、化物と口にした客は即刻叩き出すぐらい厳しい対応を徹底していてほしかった。