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イシューの告白 [我侭☆王子] | DLsite がるまに

    イシューの告白 [我侭☆王子] | DLsite がるまに

    Contents

    【ストーリー】
    久し振りの休日、みちるは恋人のあさひと過ごしていた。
    そんな中で、あさひは「連休を取り暫く不在にする。連絡も取れない」と言う。
    もやもやしつつもその理由を聞けないみちるは、言葉を飲み込んで頷く。

    けれど数日後、あさひからの連絡が入り待ち合わせ場所に向かうと、
    そこには、あさひの双子の弟だと名乗るアサギがいた。

    【登場人物】
    みちる(演:なかじま)
    20代。気弱な性格で遠慮がち。人の機微に敏感すぎるため疲れやすい。
    恋人のあさひの明るさや優しさ、気遣いにいつも救われているが、
    自分ばかりよくしてもらっていいのかと常々感じている。

    あさひ(演:ysd.)
    20代。明るい気配り屋。誰に対しても優しく、親身になってくれる。
    みちるが務める書店の先輩社員。

    アサギ(演:ysd.)
    みちるの前に突然現れた「あさひの弟」。

    作品中、寝取られ要素があります。
    潮吹き、お漏らしシーンがありますのでご注意下さい。

    収録時間:53分

    シナリオ:おーね
    イラスト:目隠490
    企画・制作:我侭☆王子

    Sample

    イシューの告白 [我侭☆王子] | DLsite がるまに
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    Review

    外国人なので、変な日本語すみません…
    最初はあるタグを見て、心躍っちゃったけど、実際に聴いてみると、意外に落ち着いた穏やかな雰囲気に思わず感動しちゃいましたね。
    これまでに聴いたBL作品では、激しい濡れ場を描くような作品が多かったように思いますが、個人的には、逆に本作のあっさりそうな感じが新鮮に感じます。
    そういう雰囲気を醸し出したのは、BGMのおかげもありそうなと思いますが、ysd.さんの優しくて余裕のある声とながしまさんのかわい喘ぎ声こそ、一番な決定的な原因じゃないかな。
    アサギはあさひのことをよく知っているが、二人の関係はうまくいっていないみたい。
    みちるはあさひと恋人同士なのに、どこかに隔たりがある感じ。
    みちるはアサギに対してなんか抵抗心があるけど、アサギの体に惹かれる。
    この三人はお互いに交わる円のように、密接につながっている部分はあるけど、知らない、触れられない部分もあります。
    親密な関係なのに、「言えないこと」とか、「秘密」とか、そういうもんがある…そのことで、本作にかすかな憂鬱な基調をもたらしているのではないかと思います。
    アサギとみちるの情事はおそらく三つの円が重なっている部分でしょう。「みちるは特別な存在」で、彼の態度は三人の関係に決定的な役割を果たしています。その態度は微妙に変化していて、そしてアサギは自分と「兄」に対する認識も少しずつ変わっています。
    こういう繊細なストーリーが好きです。
    現実世界での「一心同体」は一体どういう感じなのかは分からないけど、自分も「ちゃんと見られたい、認められたい、受け入れられたい、でも決して同情されたくない」という気持ちはよく分かってます(笑)
    ysd.さんの意地悪な詰問と、その「くだらない」という空威張りの言葉は、自分の中学時代のなにがしかのひらめきを思い出させました。
    最後、アサギがみちるに受け入れられました。本当によかったですね。 ながしま様が演じる受け一人に対して、ysd.様が演じる攻めが二人。
    ストーリーのネタバレになってしまうので詳しくは言えないのですが、
    ysd様が演じる「あさひ」「アサギ」は見た目はそっくりですが、雰囲気や話し方はまるで違うキャラクター。
    作品を視聴した際、どちらもysd.様が演じておられるのに、どちらのキャラクターが今話しているのかすぐにわかりました。演じ分けがすごいです…。
    ながしま様演じる「みちる」君もとても可愛いです。
    個人的にはキスシーンの声が甘くかわいくて好きです。
    良い作品をありがとうございました! しょっぱなから、みちるとあさひがお互い気をつかい過ぎてすれ違っていくパターンで、さっそく胸が苦しくなりました。
    アサギとみちるの二人になってからも、みちる視点で聴いて胸が苦しかったです。
    物語が進むともにアサギの事情もなんとなくわかってきて、アサギの視点からも聴けるようになると、アサギ視点でも胸が苦しくなり、私の胸中が大変なことになりました。
    トラック5までは切なく、胸が苦しくなる話で、泣きそうになったところもあったのですが…。
    トラック6はガラっと変わってハッピーエンドであるのと、リアリティが少なかったかなと。
    あさひとアサギの関係が二次元だから可能な感じになっていて、繊細だったトラック5までとの解離が気になりました。
    個人的にはバッドエンドにして最後まで胸が苦しい繊細な描写を楽しみたかったので、バッドなルートもオマケであったら良かったかも?
    逆にこまで王道なハッピーエンドになると思っていなかったので、複雑な設定をうまくまとめて幸せなお話にできていると感じました。
    ハッピーエンドが好きな方には特に、起承転結や緩急があって楽しめるお話だと思います。
    商品ページの作品内容の欄が簡素だったので、私が聴く前にいろと想像したのが良くなかったです。
    ysd.さんの一人二役は、他の方が言われている通り、どちらを演じているのかわかりやすかったです。
    あからさまに違う声色にしているのではなく、それぞれの性格によってこういう声になるんだなと思える範囲で、自然でした。
    ながしまさんのみちるも自然でした。BLというカテゴリとしてではなく、ごく普通なとある恋人のお話として聴けました。
    そして価格が!お安い!声優さんを2名起用されていますし、今時このクオリティではお安すぎるのでは?!
    価格から想像するクオリティは確実に超えきますので、気になっている方にはオスメです!