アンチテーゼの檻~広島弁若頭はSubになる!?~ [Ruhe Schutz] | DLsite がるまに
Contents
【あらすじ】
式宮洸太郎は、岡谷組の若頭である。
若頭になった洸太郎の周りでは、不審な動きをする者が出始めていた。
ある日の晩、洸太郎は行きつけのホテルの中にあるバーで一人飲んでいると声を掛けられる。
自分は探偵だと言う少し胡散臭い男・安堂遥稀のペースで話に付き合わされた洸太郎は帰ろうと席を立つが遥稀の「ステイ」という言葉に急に身体が動かなくなり……!?
広島弁MLボイスドラマ
【Dom/Subユニバースとは?】
ダイナミクスという力量関係によって、
男女の性とは異なる性【Dom】と【Sub】が存在する世界。
第二次成長期にダイナミクスを持っているかどうかの検査を行う。
「Switch」というDomにもSubにもなりうるダイナミクスを持つ者が見つかるが、この検査でそれが判明するのは稀である。
【ダイナミクスについて】
【Dom】
Subのことを支配したい、お仕置きしたい、守ってあげたい等の欲求が強い。
またGlare(グレア)というオーラのようなものが使うことで、Subを畏縮させることが出来る。プレイ
【Sub】
Domに支配されたい、お仕置きされたい、尽くしたい等の欲求が強い。
信頼を得ていないDomとの行為でSub dropに陥ることがある。
【Playについて】
Dom、Sub間で行う行為のこと。
プレイによって、信頼関係を築くことが出来る。
また、その逆で信頼関係を築けない(合意なしの行為)場合は
Sub dropしてしまう。
プレイにおいて、Domがコマンドという命令・支持を出し、それをSubが実行するという流れが基本である。
【セーフワードについて】
Playを行う前に決める言葉のこと。
Subがこれ以上やって欲しくないと思ったら使うことが多い。
【Commandについて】
Kneel(ニール):「お座り」の意味を持つ
Come(カム):「おいで」「来い」の意味を持つ
Stay(ステイ):「とまれ」「待て」の意味を持つ
Look(ルック):「見て」「そのまま目を逸らすな」の意味を持つ
Say(セイ):「言え」「教えて」の意味を持つ
Crawl(クロール):「四つん這いになって」の意味を持つ
Strip(ストリップ):「服を脱げ」の意味を持つ
Stop(ストップ):「だめ」「やめろ」の意味を持つ
【Sub dropについて】
Dom、Sub同士で信頼関係が築けていない場合や、強いGlareを浴びた場合にSub dropに陥る。
不安や緊張、恐怖、虚無感を覚えてしまい、最悪の場合死に至ることもある。
【Collarについて】
DomとSubの信頼関係が成り立った際に、DomからSubに送る首輪のこと。
Subがこれを着けると、精神的に安定する。尚、首輪でなくてもDomからの贈り物(身に着ける物)であればColorとなる。
Sample
Review
ドムサブユニバース作品が好きなのですが、ML音声作品では初めてだったので楽しみにしておりました…!ドムサブでは双方の信頼関係がとても大切だと思うのですが、色んな出来事を乗り越えた先のふたりの関係性が変わっていくところや、最低限しか他者と関わってこなかった洸太郎が少しずつ遥稀さんに惹かれて心を許していく様子が描かれていてとても良かったです。
親父に優遇されている洸太郎をどうにかして貶めたかった、そのポジションから奪いたかった佐伯にも信念や譲れないものがあってあするしかなかったんだよな…と愛しくなります。
秋月さんのお声と演技が腹に何か抱えている怪しさ、彼の陰な雰囲気をより感じさせてくれるのでそこも好きなポイントでした。
そしてサブドロップとおくすりシーンなんですが、心は拒んでいても身体は快楽で堕とされていく様子がとんでもなくえっちでした…
作品自体はさくっと聞ける尺ではありますが登場人物たちの抱えるものや過去、思いなどがしっかりと描写されており物語として楽しめますし場面に合った音楽(BGM)のバランスがとても良かったです。
本編では好きかどうかまだ分からないと言っていたり素直になれない洸太郎ですが、エピローグでは遥稀さんに対する思いを言葉にするシーンがあるのでそこもぜひ注目してほしいです!
でっかい感情がギュッ!と詰まっていて最高なので…! この2人めっちゃい! 広島弁破壊力ありすぎてニヤ止まんない はじめてみそ汁さんの受けきいてもうやばい低音と方言のWはすごい(エッチすぎ!)
playは少なめなのでもう少し聞きたい!
なので続編とかあったらいなと思います。
もっとコマンドとかでいろんなプレイしてるのを聞きたいです。作って欲しい。絶対買う。 Dom/Subに方言という情報量に戸惑いを覚えるかもしれませんが、聴いていくと方言が欠かせないエッセンスだとわかります。
聴き始めると夢中で入り込むのですが、たぶん作り手さんがロジスティックスを極めたドラマです。
ダイナミクスの説明を一読した方が良いですが、多少コマンドを覚えていなくても大丈夫。演技演出でカバーできます。
何より登場人物がやたらイ男達。
洸太郎と遥稀が巡り会えたことにはどんな意味があるのだろう、という問いには、ラストに向けての甘い場面が答えてくれます。
お二人のリアルなオトナの男感が凄いし、方言が異様なまでの色気を醸してしまうんです。
これはコマンドを言い訳にした甘イチャではないか(笑)と思うほどエロい。
ナレーション的なBGMの効果も秀逸で、恋パートでは二人の心音のように響きます。
そして、組長!これこそ、男が惚れる男!
究極のイケオジでした!
私は秋月さんの攻め役が聴きたくて購入したのですが、
物語の中で一番Dom、Sub間の激しめPlayを極めたのが、秋月さん演じる佐伯桜智と、式宮のアダルトパートかと。
受け役の可愛いらしい声に定評のある秋月さんですが、その片鱗を全く残さず、まるで別人のような攻めがマジ凄いです。
唯一方言を使わないキャラなのも、インテリジェンスな雰囲気に冷淡な部分が加わって、箍が外れたときの彼のPlayに拍車をかけてます。
シながら笑うのがね、特に好き。桜智は絶対眼鏡だと思う(笑)
悪役敬語攻めが好きな方には特におすめです。
そんな桜智も、式宮と同年の割にはや若さというか、深遠にある幼子のような淋しい揺らぎを感じました。
最後は本当に檻に入ってしまう桜智が吐露する恋慕の情と、或る一報には泣いてしまいました。
芳香なオトナの物語に是非浸ってください。
二組が定位された檻の中で見出した愛のカタチ。
始まりが檻の中というのも、オトナならではでしょ。