レビュー
待ちに待った後編。あらすじとしては前編で「人型異界妖(妖魔みたいなもの)」の手に落ちたヒロインが闇のオークションに出品、落札されるまでと、その後日譚となります。
神装(変身スーツ)をいわゆる「逆バニー」風に改造され、戦意を淫欲に変えるらしい「淫紋」を刻まれた状態でステージに立たされたヒロインはオークション参加者たちに入札前のエッチな「お試し」をされてしまいます。会話の雰囲気から察するに参加者は日頃からヒロインの正義に忌々しい感情を抱きつ、その美貌に羨望の眼差しを向けるおじさま方なのでしょう。いですよね、こういう逆仕置きシチュ。
『神装魔光少女』シリーズといえば、ピチ戦闘スーツを纏ったヒロインが着衣のま触手に滅茶苦茶にされちゃうっていうのが「お約束」なのですが、今回はこの「逆バニー」衣装のおかげでシリーズでも珍しく終始TKB(下も)出しっぱなし状態でお話が進行します。着衣姦も戦闘ヒロインっぽくていですが、最後にはすべて剥かれちゃう無力感も趣がありませんか? ない?
その点を前後編で描き分けてもらえてぼかぁ嬉しいな。
そんな大満足な後編ですがひとつだけ。
落札額「50億」だけがどーしても引っ掛かってしまいました。「そういう世界観」と言わればそれまでなのですが、スタート1→5→20→10→30→50億円はさすがにぶっ飛び過ぎていて最後までこの「50億円」に気を散らされてしまいましたw
(5億フィニッシュくらいでもよかったのでは? いや、彼女の神装と能力に研究価値や利用価値が秘められていて落札者の運用次第でもっと莫大な価値を生み出すのやも…でも私的に50億使える人間ならもっと簡単に魔光戦士たちを陥れる方法があるのでは?)こんな思考が最後まで平行して走ってましたw この辺は架空の通貨でもいし、すっと流せる値にして欲しかったな。細かいですけどね。
あらすじ
『異界妖』からの快楽攻めに屈してしまい、
アジトに運び込まれた退魔士・ブラックブレイドこと射月。
そこで目にしたのは、異界妖が主催の美少女競売──
『メスペット』オークションに熱中している人間たちの姿だった。
『神装』を用いて撃退を試みようとするが、
特殊な淫紋を刻まれた射月はドスケベ逆バニーに変身してしまう。
闘志を淫気に変換する淫紋の力で、全身性感帯になった射月。
ケツ穴まで屈服させられ、無様に絶頂を晒してしまうのであった。
由緒正しきエリート女忍者がオホ面スケベ奴○へと堕ちていく!?
※『くっ殺ヒロインズVol.37』に掲載されている作品です。