おすすめレビュー
ゴ太郎さんのふたなり作品だぁ~!仇の鬼を倒すべく妖刀ちゃんと旅をしていたノドカちゃんは旅の終わりに『得た物を支払う』事に。
その方法はなんとノドカにちんぽを生やして精液を摂取するといったド級のエロすぎる方法だった…。なんでこんな方法になったのかは付属のおまけテキストにて書かれています。
死ぬことを覚悟していたノドカちゃんからすれば命を頂戴されるよりかはまだマシな気がしますが、でもそんな甘いことにはならない。
そも男の快楽を女の蜜壺で感じるという行為自体が、彼女からすれば『仇の鬼と同じ』だということ。
嫌がるノドカちゃんを妖刀ちゃんが操る鎖で無理やりお尻を掴ませて腰を振らされたりするシーンはとってもHだねぇ。
そんな苦痛と同じ味の快楽を与えるような方法をどうして、どうして取るのか。2年の間ずっと旅をしていたのに、人の心を教えてきたはずなのに。
所詮人と人でないモノ、心が芽生えるなんて思うなよ!
…なんて展開なら話はまだ楽ですが、行為の最中に妖刀のムラサキちゃんが見せるメスの表情…そして行為が終わった時に読者は気づかされます。
ちゃんと妖刀ちゃんの中にも『心』が芽生えていたことに。
ただ、あんな淫靡な行為の最中で突然生まれてしまった新品の心なんて、そりゃまともに育つ訳が無く…。
次々に歪んだ想い(愛というより性欲に近いソレ)をノドカにぶつけていくムラサキちゃんと、生き死にを繰り返し徐々に壊れていってしまうノドカ。
二人のHはもちろん最高だし、ノドカちゃんのお尻が凄くえっち。そりゃムラサキちゃんも我慢出来ませんわ。
序盤の戦闘シーンも気合が入っていて凄くカッコよいし、その分あとのシーンでのノドカちゃんのぐちゃ具合がとてもシコれる。
本当に凄いふたなり作品だった。
読み終わった際にはなんとも言えない読後感があり、私はすぐさまおまけテキストへと向かっていくのだった。
あらすじ
大鬼に率いられし鬼の群れが、人々を蹂躙していた。刀の巫女であるノドカは、仲間たちと一緒に鬼に対抗したが、仲間は全員犯し嬲られその生命を散らした。力なきゆえに抗えず、逃げ延びるので精一杯だったノドカは、禁忌である妖刀との契約を行い力を得ようとする。妖刀は人に化け、巫女と妖刀の救世の旅路が始まる。ノドカは「人の姿をしているのなら、人をもっと学ぶべきである」と、心無き妖刀に人の営みや優しさ、暖かさを教えながら救世の旅を続け、ついには大鬼の打倒を果たすのであった。
妖刀はノドカと「刀を振って得たものは全て返してもらう」との契約をしていた。覚悟をしていたつもりだったが、その覚悟すら踏みにじるような形で返済が行われる。何故ならば、その気高さすらも「刀を振って得られたもの」だからだ。
仲間たちが犯されたように、今度はノドカ自身が性的搾取…それも、鍛えた力を搾取されるのに最も適した形、「ふたなり化によるレベルドレイン強制セックス」によって契約は果たされる。巫女はその時を覚悟していたつもりだったが、あまりにも無慈悲にノドカにまたがる妖刀に、次第に心にヒビが入ってしまう。
鍛えた力は全て返し、誇り高き巫女の信念も幾度とない射精によってへし折れ、ノドカの心は砕けた。ノドカが妖刀に教えようとした心は、その一切が無駄だった。…だったはずが…。
人の心とかないんか?あったらあったで大問題だ!このすれ違いに救いは無い。全62P。
本作品には流血を伴わない欠損、四肢切断描写があります。