おすすめレビュー
貞操観念以前に女子学生がロングバンを運転してるとか色々とツッコミどころはありますが、そんな細かい事は気にならないくらい疾走感がある作品でした。まず、女→男の陵辱の特徴が鮮明でした。
例えば、男→女の陵辱ならとりあえず穴はあるので脱がせて入れば事件は始まります。
それが逆になると、捕まえて脱がせても彼の息子さんが立ち上がらない事には始まりません。
犯されまいと抵抗するにしたって女性なら入れさせないよう暴れたりでしょうが、男には鉄の意志で股間を落ち着けると言う抵抗の手段が存在します。
その抵抗むなしく、お尻の中に隠されていたヤル気スイッチを押され、意志に反してギンに立ってしまう敗北感がM的なホームランでした。
しかも、本作の主人公は未経験の少年であり、自分のケツの裏側にスイッチが付いている自覚も無いのが趣きを鮮やかにしていました。
男なのに男の体の仕組みを知らず、むしろ犯してくる女子学生のほうが詳しくて手玉に取られてしまう逆転性が極めてHでした。
あたかも初体験の少女が陵辱の痛みと恐怖に震えるかのような、泣きそうな少年の顔色がこれでもかと逆レイプを濃くしていました。
また、体格差の開きも重要なエッセンスでした。
制服を着ていれば同級生だとしても、互いに裸だと親子にも見えかねない身長差があり、軽々と持ち上げられ逆駅弁されてしまうパワーバランスがドスケベでした。
そして、貞操観念逆転しながらも女子の初体験の希少性は揺るぎません。
彼を犯す気満々で来訪した女子に入れてみて気づく初モノの証の感触は優越感とか一矢報いた感で歓喜する瞬間でした。
それでいて、犯される側だったと思い出される強烈な不意打ちが一筋縄ではいかない境遇を実感させてくれました。 完全に女生徒側の貞操観念皆無な世界で、女生徒を咎めまくっていた男子生徒が襲われてしまうというお話。
男子生徒がなか芯の通った子で「立たなければ、本番に持っていかれないだろう!」と必死に我慢しているのですが、その努力をあざけ笑うかの如く指や舌で前立腺を責め立てまくる女生徒たち。
否応なくフル勃起させられて成すべなく逆レイプされまくる様子が最高でした。 勇気と正義感だけは人一倍な女の子が、男共に余計なおせっかいをした事で逆恨みされ、報復として集団レイプされてしまうのは同人誌だとよくある話。
本作はこれが配役を男女逆にしただけであり、ストーリーの流れや台詞回し、シチュエーションは据え置きです。
他作品だと哀れな少女に無責任膣内射精していそうなオッサンが、女共にヤり目的で詰め寄られているシーンにはクスッとなります。
思うに本来の拉○監禁凌辱モノとの最大の相違点は、犯す側に見ているだけで不快感を覚えるチャラ男や、気色の悪いブサイクが登場しないこと。
従って悲壮感・絶望感は薄味で、凌辱シーンも一般的なおねショタ逆レとさほど変わりませんが、これはこれで悪くありません。
面白いのは、本作では設定上当然と言うか処女ではなく童貞に希少性があり、女性陣の反応が、それこそ処女に飢えたオスのそれである事です。
このように、ありふれたハナシでも貞操観念を逆転させるだけで、別種の面白さや新たなジャンルの誕生に繋がる可能性を感じた、興味深い作品でした。
尻切れトンボ気味のラストだけが残念ポイントで、こだけで多少なりとも損をしてしまっているように見えてなりません。
あらすじ
C103 の新刊、本編28p