おすすめレビュー
催眠をテーマにした短めのお話がたくさん入ってます。こからどうなっちゃうの!?ってところで大体終わってしまいますが、それがまた想像力を掻き立てられます。
この作品の魅力はなんといっても作者の催眠へのこだわりです。
R18作品でよく見かける安易なツールとしての催眠に対するアンチテーゼとなっており、催眠という行為そのもの魅力を最大限引き出せるように各話のシチュエーションが構成されています。
なんだかおかしいけど何がおかしいのかわからない、いつの間にかどん術者の思惑通り恥ずかしい方に導かれてしまう、そんな催眠に翻弄される女の子たちがとてもかわい良作です。 催眠にかっている子をオムニバス形式で描いた作品。
普通なら恥ずかしがることを催眠によって自分の意思でやらせる。催眠にかってることすら気づかないため自分から進んでやっていると感じる。だから戸惑いながら恥ずかしい。そんな様子がとてもい。
催眠で相手を思い通りに動かすに留まらず、それによる相手の心情まで描かれている。エッチなことは(わずかにしか)なくとも、催眠でフェチを感じるには最適。 フェチ…させてくれる紳士向けの本
ストーリーなどは無く、それ故前作(無印)未購入でも何の問題も無いです。
もうね、たまんねぇわ。
これは前作にも通じますが本番始まる5秒…いや20秒くらい前のこれからの展開を期待させるエピソードばかりです。
前戯のさらに前の世界、催眠ならではの導入のドキ感が確かにしっかり堪能できます。グロは一切ないのでご安心を。催眠もの初心者にもおすめですよ。
一点、これは個人の好みですが、基本制服を着た子が学生活の中で催眠にかけられます。そのため例えば大人の女性とか親子とかは皆無です。そこ×催眠じゃないとコンロに火がつかない方は少しご注意ください。 どこにでもあるような学園の一コマに、催眠というスパイスを一つまみ加えいれた、優しい味わいのする作品です。
催眠と言っても、後々に響かない程度のゆるい催眠なので、催眠は好きだけど女の子の尊厳が傷つくのはイヤ、という方にも安心してオスメできます。
私は読んでいてほっこり幸せな気分になりました。
それにしても、気を許した関係の男女がイタズラ感覚で催眠をかけあっていると考えると、これも青春の在り方の一つと言えるのかもしれません。
同系統のCG・イラスト作品と比較するとイラスト数(差分含まず)は控えめですが、それを踏まえてなおオスメできる作品です。
あらすじ
催眠術でちょっとえっちなイタズラをしたい!
催眠導入で女の子が戸惑う様だけを集めた催眠フェチのためのオムニバス。第2集です。