おすすめレビュー
過去に調教され出産した過去がある精霊が30年後、昔産み落とした仔に捕らえられて世代を超えた出産装置となる話。ニェーヒルは美しき精霊だが、実は臀部に「性奴隷兼繁殖家畜です」という焼印を押された跡がある。それだけでも興奮する。
作品タイトルにもある《降伏文書》とはまさに名前の通りのものであり、上記の焼印とは違うものである。
《降伏文書》が現れる状況も相まって、『堕とされた』ということを表現するひとつの手法として完成した、素晴らしいものだった。
作品内容は前半が漫画、後半がノベル。
シナリオは知る人ぞ知る文豪、犬侍氏。
漫画はそのシナリオを30ページ弱で描いており、皆から慕われている精霊ニェーヒルが出産装置となるまでを絵とテキストで楽しめる。
精霊から肉の塊へと加工され、男根に奉仕し出産を繰り返すだけの肉袋へと堕ちたニェーヒルの姿が凄まじくエロい。
四肢切断等の表現はあるもの直接の描写はなく、流血表現もないため、過度なリョナは苦手という方でも問題ないだろう。
後半のノベルは犬侍氏の書いたシナリオをそのま読むことができる。
漫画では描写しきれていなかった過去の調教や出産の様子について書かれているが、最も注目したいのはニェーヒルの設定である。精霊というものがどのような存在であるのか、焼印の意味とは、そして精霊が『堕ちる』とはどういう事なのか。実に面白い。
また、出産装置へと堕ちてからの描写であるが、それは漫画の後日談と言ってもよいものだ。出産装置としての日々を生々しくも淫猥なテキストで描写しており、どれだけの年月が経過しようともニェーヒルは出産装置としての運命から逃れられないということを、読者に嫌というほど伝えてくれる。
この文章力の一端でも分けてもえないものだろうか。
トップクラスに淫猥な文章を書く犬侍氏という著作家の秀逸なノベル。そして、それを原案とした漫画を両方楽しめる、素晴らしい作品である。 スタートしていきなりバステフルコンプ、ようこそ無間地獄へみたいなスピード感なので抜きやすいと言えばそうだし尊厳を削いだり変態マゾに無理やり改造されたりする工程はかなりあっさりしている感じです。あっさりしている部分をおまけ小説でガッツリ補強されています。内容が漫画とほぼ同様で詳細な情報や描写がなされているという感じなのでヒロインと書いて被害者と読むニェーヒルちゃんを骨の髄まで堪能したい場合は是非一読をオスメします。全然おまけ小説じゃないよ! 【本編について】
ガ=グの苗床から解放されて30年、誰ともツガイにならず子も授からず、
心の何処かで彼の再来を待ち焦がれていたニェーヒル
ニェーヒルから産まれ落ち、30年愛する人を探し続けた魔物の仔
そんな2人が奇跡的に再会し、愛し合い、屈服宣言を交わし、たくさんの子供に囲まれるハートフルストーリーに股間から涙が出ました
【おまけ小説について】
30年前の話がより詳細に描かれていて本編では過去の存在になった魔物ガ=グについて知ることが出来ました
この物語は魔物ガ=グがニェーヒルに一目惚れして苗床にしてやると誓うことから始まった、純愛と言っても良いでしょう
好感度マイナスからのスタートだったのに、彼女をより絶頂させるため努力を続け
出産させてほしいと懇願されるまで仲良くなることが出来たガ=グかっこいよ…
本編で軽く触れられた難産ですが、小説版ではどれだけ被虐に満ち溢れていたか事細かに描かれていますので気になる方は是非! 精霊の少女が己の産んだバケモノの仔に全てを捧げ屈服し所有される話
嘗てバケモノに犯され孕み出産し辛くも救出された精霊の少女
しかしそれは只『真に堕ちる準備期間に過ぎない』のであった
敵の襲撃に身構えるも『魂は屈服を欲する』様に絶望する少女は「可哀そうは抜ける」ですね
犯され堕ちた少女の胎には淫紋ですらない『孕み袋誓約書』が刻印され
四肢を失い孕み産むだけの存在に成った少女だったモノは深淵に潰える
漫画版の主なリョナ行為は「焼き印・四肢切断・尊厳破壊刻印」辺りなので苦手な方は注意
小説版は漫画版ではキンクリされた『過去編』とそれに続く『崩壊編』の二編構造
過去編では親のバケモノに『少女の魂はもう堕ちている』様が何度も強調されて
救出から再襲撃迄のモラトリアムが『熟成期間』に過ぎなかった事を示唆される
崩壊編は『少女の胎が長期に渡る飢餓で孕み袋として熟成した』様が記され
少女の魂が狂い崩壊し全てが孕み袋として再構築され終わる様子が語られる
尚この際に漫画版後半「目隠し」の下が『もう存在しない』と語られるので耐性の無い方は注意 漫画30P補完小説43Pといった感じの配分で、独特な世界観と設定の為、補完小説は必読。
性交というより孕ませるための性暴力といった感じの圧倒的なサイズでのちんぽと子種の注ぎ込みによるハードプレイとなっており、母体兼オナホとして扱われる女の子…世界観もダークで救いようが無いが、そこがシコい。
小説で細かな描写を読んで漫画で表情を見るという感じの楽しみ方。
かなり暗い作品の為人を選びそう。 森の精霊の少女を襲う、醜い怪物による陵辱、調教、種付け、出産。その後奇跡的に救われたヒロインの元に30年後に再び現れる、あの時自らが産み出した怪物による陵辱、調教、種付け、出産。そして、そこから世代を超え永遠に続く陵辱、調教、種付け、出産…を容赦ない暴力性と責めの筆力で描いたマンガとノベル作品。
怪物の手にすっぽり収まる程の体格差、美しく清らかな精霊が孕み袋に堕とされ穢されていく地獄の様を堪能しました。