おすすめレビュー
軽めの明るい作品になってしまうのは、ふりーだむ王国の作家性だ。しかし、あかねが最初からメス豚という設定、どうしても乗れない。あそこで性教育を始めてしまうとギャグ化されてしまう。すると、エロ度が下がる。とにかくエロ漫画の親は性的なものを遠ざける努力をしなければならない。その努力を上回るダークな存在がいてこそ成立するのだ。つまり、ハードルが低すぎて抜けないパターンなのである。もちろん、作家の性格上それができないのかもしれないが、ダークな世界に振り切っても必ず作家性は残るはずだ。あの出会い系の男のような残酷さが必要だし、理性を持ったあかねなら相当いい女になれるはずである。あらすじ
あかねさんは夫と息子の三人で暮らす主婦。ある日、自慢の息子、聖が友人の一馬とよからぬ行為をしていることを知って激怒。
息子をノンケの道に戻さねば。
あかねさんは、聖と一馬に請われて始めた性教育が、さらに道を外れていくとは知らなかった・・・
67ページ(表紙、あとがき含む)
モノトーン
解像度1131×1600ピクセル