おすすめレビュー
初恋相手である提督とケッコンして幸せな日々を過ごしていた曙、しかしある時、提督との両想いの関係がいつまでも続くのか怖くなってしまった彼女は別鎮守府の大井に相談してみることに。大井からのアドバイスによって曙はこの初恋が間違いないものだと改めて理解するのだった。ツンデレな曙が提督への恋心に悩みながらも改めて前を向いて笑顔を見せる姿が非常に良いです。甘酸っぱい今の初恋が成長によって変わってしまうのではないかという不安を抱きながらも、大井からのアドバイスで改めて幸せを知って笑顔を見せる姿が非常に甘々です。 ケッコンカッコカリ済の曙と提督のお話。サブキャラのおじいさんとおばあさんから初恋、曙の今の恋へと繋がって行く流れが良かったです。
あ好きだなぁと思うたび、人は何度も同じ人に恋をするという大井の言葉が素敵。初恋と別れないま、何度も恋は出来るっていうの素敵な理論ですねぇ。
そこからのラストの笑顔のクソ提督発言が曙らしくて最高。曙ちゃんは好きでも、特にマゾッ気はないんですが、こんな風になら私もクソ提督って言ってもらいたいです。 表紙から分かるように雨洩り宿さんが描くぼのたんこと曙を主人公とした短編となっています。本作の主題は初恋。さまざまな恋の形があって悩む曙の苦悩を描いています。買い出しに出かけた際店を切り盛りする老夫婦の姿を見て自分の恋ってなんなのかと思い悩み、別の鎮守府にいる大井に相談をします。そこで恋とは、初恋とはと同じく提督に恋する者同士の問答がやっぱり好きなのか、それとも、と曙が自分の恋の形を模索していくという作品です。
また、本作では老夫婦が出てきますが、その会話がユーモアが効いて面白さもあり、その会話が曙の悩みを発露させるきっかけでもあるというまさがあります。
たった20ページに込められたのは、きゅんするお話、というよりも切なくも甘酸っぱい、そんなお話かと思います。
あらすじ
艦隊〇れくしょんの曙本になります。
提督と一緒に過ごしていくなか自分の
気持ちの変化に気づいた曙。。
悩ましい恋を描いた純愛本です。
20ページの作品です。