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ーーーーーあらすじーーーーー
時代は過去の日本の中部地方
商人文化が栄えており、弱り切った母と行き着いたとある町で、主人公は町の商人屋敷の奥方に拾われます
とても栄えた美しい町には、1つだけ、いわくつきの山「鬼が淵」があり
その山には、普段誰も通らない奥のほう、岩肌にぽっかり穴が空いていて、鬼が現れるという。
鬼に呪われないように、町の人たちはある風習を受け継いできたようでーーー
ーーーーーおもな登場人物ーーーーー
主人公:紅葉(姓は無し)
死を待つのみだったとこを奥方に拾ってもらい、深く恩義を抱いている
その一人息子の春親にも懐かれて、屋敷に住み込みで何でも雑用をこなしている
春親を若と呼び、仲睦まじい二人だったが最近はちょっとぎこちない
屋敷の若旦那:春親(幼名:春千代)
紅葉とは歳も近く、誰とも分け隔てなく接する性格で姉弟のように育ってきた
生まれつき病弱で、成長するにつれ以前のように笑わなくなる
屋敷の奥方:たけ(作中では奥様)
夫である商人屋敷の旦那さんは息子が生まれてから持病で亡くなっている
それ以来、女手一つで商売を切り盛りしている
可愛い一人息子が父親と同じく病弱で、屋敷からほとんど出られない生活に、心を痛めている