おすすめレビュー
43,0DL超えの人気作『次期侯爵様が暇乞いを許さない』の続編です。人気シリーズ『再召喚された元聖女は護衛騎士に囚われる』も発表済の3話分で商業で単行本化、旺盛な執筆活動を続けている作家の新作。
公爵家の御曹司ミケルと、邸の使用人で子爵家の妾腹の娘クレア。前回結ばれた筈のふたりですが…
物心ついた頃からずっと、継母に虐げられ刷り込まれた「ふしだらな妾の娘」の罪の意識と絶対の従順、身に染み付いた使用人の身分意識。それが彼女の心も欲求も抑えつけて、ふたりの関係はなか進展しません。
翌朝「こんなことになってメイド長に謝罪しなければ」なんて方向に意識が向いてしまうクレアに「むしろ僕が叱られた」という彼…
(「女の子を不安にさせるなんて!」とか言われた?)
そこはかとなくユーモラスな語り口で救われますが、これは難物ですね。
「家族になろう」という言葉に、抱き寄せられる度に、彼女の胸はどうしようもなく高鳴っているのですが。
そんなもどかしい日々に、影を落とす実家の介入。
命令と従順から離れた、彼女の本当の気持ちを得たい彼と、今も胸に燻ぶる憎い妾への嫉妬と怨念をその娘にぶつけて止まれない継母。
光と闇の対比が鮮やかな構成です。
そして、彼を恋慕う気持ちと、抑圧の枷の鬩ぎ合いが限界に達してさめざめと泣く、彼女の解放の刻。
自分を大切にしない罰といった所か、自ら服を捲る羞恥に真っ赤になって顫える身体、煽られて堪らず擦りつける男…
「それは…使用人だから 命令に従ってるの…?」
「私も ミケル様に 抱いてほしい…です…」
抱き合った相手の全てを快く感じ取る、美しいセックスが描かれます☆
従順であれば、いつか継母に許されて家族になれるかもと信じていた彼女。
揺るがず愛してくれる彼、親身に教え育てくれた暖かい公爵邸の使用人たち。本当の家族はこにありました。それを知るクライマックスのカタルシス☆ お薦めの名品☆ 前作でも大変もどかしい思いをさせてもらった作品、続編が出るということで即買いたしました!
いや~続編でも大変もどかしい!前作で身体は結ばれたというのに!
今作はクレアが実家から受けている呪縛からの解放を行えるかどうかがポイントなお話でした。まぁこれが根が深くてなかうまくいかない!クレアが受けている洗脳や刷り込みがなか根強くて…!
ミケルは変わらずクレアに想いを寄せていて、大事に、根気よく気持ちが自分に向くように強引なことはせずに周囲の環境を整えていました。クレアもうまく言語化できない思いを抱えていて。そんな中クレアは実家に行きとあることを強要されてしまい、物語は一気に動き出すんですよね…!
じっれじれさせられた分、ラストのあたりの流れがね、最高すぎましたね!刷り込まれたものがすごすぎたクレアの変わりようとくそでかい執着する心を抑えつ冷静に判断して行動をとるミケルの策士さがたまらんかったですね!
ベッドシーン、い塩梅のえっちさでした!前作から思ってましたが胸のかたちがとてもよいですよねクレア…!あれはミケルもいじりたくなるのも頷ける!おそらくですがミケルの趣味で変態さがマシでよかったですね…!
喪みつ先生の絵が本当に好きで!特にヒロインがきもちよくなってる表情とヒーローが鋭い目になってる表情が大好きです。
素敵な作品をありがとうございました!次回作もお待ちしています。 めちゃ幸福な読後感のまレビュー失礼致します。
前作が大好きで何度も読んでたので続編すごく嬉しいです!
読んだ後、ものすごく心が温まりました。
育った環境から自己肯定感の低いクレアが、ずっとミケル様に一線を引いて自分の気持ちを押し殺してたけど
ミケル様の一途な想いがクレアの凍ってた心を溶かして、遂に2人が本当の意味で結ばれます。
初めて会った日から、お互いに実はずっと惹かれてたんですね。
もう、その演出が、エモ散らかして泣きそうになりました。ほんとに、良かった…!(語彙力)
出してくださったばかりで気が引けますがまた続きが読みたいです。!2人の可愛いお子も見たいし幸せなあま結婚生活も、子爵家のざまぁも見たいです!()
次期侯爵夫人として今後は勉強する事もいっぱいだと思うけどクレアなら使用人達からも愛される立派なレディになりますね。
辛い生い立ちが吹き飛ぶぐらいミケル様に沢山愛されて幸せな家庭を築いて誰よりも幸せになってほしい。
手荒れ早く治るといな。
喪みつ先生いつも素敵な作品をありがとうございます! 普段は全くレビューなど書かないので、これが初めてなのですが…あまりにも大好きな作品なので書かせていただきます(><)
前作から喪みつ先生の作品に出会い、絵柄もストーリーもお話の展開も、何もかもが好みだったので一瞬でファンになり、その日のうちに既刊作品を全て購入し、また新しい作品が発売されるのを心待ちにしておりました…!
他二つのシリーズも最高ですが、クレアちゃんとミケルさまの関係がかわいくてもどかしくて、一番好きなカップルだったので、続編と聞いて本当に嬉しかったです。
どういう始まり方をするのか…?と思っていたら、前回の翌日からだったので、その後のふたりが気になっていた読者にはたまらない後日談になっていました。今作ではクレアちゃんのまならないお家のこと、ミケルさまの愛の深さ、クレアちゃんの気持ちが少しずつあらわれてきて、愛しさのあまり涙がでました…。こんなにかわいくてエッチなのに、控えめなクレアちゃん、庇護欲をかきたてられて仕方ないですねт 前作に比べ、クレアちゃんからのミケルさまへの好意がはっきりしているので、ミケルさまの嬉しそうな、顔を赤らめた表情もかわいくて仕方なかったです!
そして最後の演出…クレアちゃんは泣き顔も怒った顔も最強にかわいのですが、ミケルさまがずっと見たかったであろう表情を、クレアちゃんが遂にみせてくれて感動しました…( ; ) そしてその表情がミケルさまが恋に落ちた時の表情と全く一緒で…!あまりにも素敵な伏線に、涙がとまらないです!2人ともかわいすぎます…!
この2人が好きな自分にとって、非常に満たされる内容でした…。しっかりエロもあるので、エロが好きな人も歯茎むき出し笑顔になること間違いなしです!
2人の結婚生活もいつかまた拝読できることを祈りつ…喪みつ先生の活動を今後もずっと応援しております、大好きです。 喪みつ先生の作品は全て購入していますが、今回もいつもと同様、とにかく人物はじめ、全ての絵が美しい。丁寧なストーリーの構成。どの作品も全ページの細部まで丁寧に描かれいて、もちろんいたしているシーンもエロくてとにかく美しい作品です。発売日に購入できて悔いなし。カット割りとかオチとかの構成も大好きです。とにかく読んでほしい。期待を裏切りません。dlsiteで色々な作品を購入してきましたが、喪みつ先生の作品は、どれも作り込まれたストーリーがあり、キャラクターに愛着がもて感情移入しながら読むことができ、エロ要素だけでなく物語として完成された作品だと思います。先生のことをこれからもずっと応援しています。あまりに良すぎてレビューしてしまいました。(個人の感想です.) ブラボー!
クレアのなか坊ちゃんを信用できない性格はジレするけど生育環境を考えれば仕方ないことかなとも思うし、そんなクレアに呆れる事なく気持ちを自覚させようとする坊ちゃんが素晴らしいです!
出てくる人も継母と義妹以外は良い人ばかりなので安心して読める。
ミケルの父親も良い人だし…心配してたのにはウケた。
2人が可愛くてずっと読んでいたくなるような物語。
ハッピーエンドにはなれたけど2人のラブな日常が少なかったので是非続編を希望します!
結婚準備のすったもんだから子供が生まれるまでとか見たいなぁ…ただ、前も思ったけどミケルはちょっと特殊な性癖な気がする(笑)
あらすじ
とある侯爵家の嫡男ミケルと使用人クレア。
使用人は嫡男に見初められ、自身も嫡男に惹かれ始める。
そんな中、継母に”あること”を命じられ、それを隠そうとする使用人。
「クレア、お前は嘘が下手だね」
使用人は嫡男から隠し事を問い詰められ…
全体99p(本文95p)