おすすめレビュー
学校の思い出もあって、世間は概ねアサガオに好意的ですが、あれは、視点を変えると中々に不気味な生態の植物です。その蔓は何にでも絡みついて、決して振り解けない…みんな大好き執着愛を可視化した何かのような。
小学生の頃に貰った、自分のだけ一向に育たないアサガオ(?)の鉢。その鉢にまつわる不思議な体験とかもあって、ちょっと意固地にその鉢を何年もずっと世話し続けていたヒロイン。10数年の時を経て、その鉢から現れた怪異のコタロー君。彼は、存在を維持するためにヒロインの体液が必要だと言います。
程なく就職を機に一人暮らしを始めたヒロインに、世話が要るペットの扱いでちゃっかり従いて来たコタロー君との、奇妙な同居生活が始まるのでした。
コタロー君は、一見ほんわか天然、男の怪異というより、甘え上手なわんこの風情(名前は昔飼ってたイヌの名前の流用w)ですが、よ~く見ると、ヒロインの、飼ってる生き物は律儀に世話する性分や、ちょっと押しに弱い所に、やんわりつけこんで絡めとってるようにも見える、中々に油断のならない存在です。同居早々食事(体液)のおねだりっぽくなし崩しに押し倒してヒロインの処女を奪っちゃうんですからね。思惑と情念の底が知れない、面白いキャラクターです。この辺アサガオ的というか。
食事(体液)の世話が名目(笑)なので、丁寧で長いクンニが描かれるふたりの行為。
拡げられた粘膜を舐め啜る舌、蔓も自由に生やして敏感な先っぽに絡み摘みます。描写全体はさらりとした印象ですが、回を重ねる毎に行為に馴れて感度が高まり心が傾いていく流れを、意識して演出している手際は中々に効果的☆
物語的には、ヒロインに関わるノイジーな小事件への対処を通じて、ふたりの距離感の変化が綴られ、一見のどかな同居生活の周りにコタロー君が張り巡らしているあれこれと、その思惑が朧げに視えてきます。
良い感じの雰囲気の物語。続編にも期待です☆
あらすじ
【あの娘の部屋には魔物が棲んでいる(あのこのへやにはまものがすんでいる)】
▼長めのサンプルはこちらからどうぞ▼
https://www.pixiv.net/artworks/105319083
▼あらすじ▼
小学校一年生の時、学校で朝顔の鉢をもらった。
主人公「根本なる」は朝顔を一生懸命育てるものの、花が咲くことはなく、学校でもらった葉っぱのままだった。
花が咲かないことに泣き出した「なる」の涙が朝顔の葉に落ちると、なんと朝顔が急成長する。
驚いて母親を呼ぶも、朝顔は元の葉の状態に戻っていた。
それから十数年後、毎日欠かさず朝顔に水やりをしていた「なる」だったが、母親が庭で家庭菜園を始めるのきっかけに、朝顔を撤去することになった。花の咲かない朝顔をどうしようかと鉢を抱えると、劣化していた鉢は割れており、「なる」は指を切ってしまう。
「なる」の血液が朝顔へ落ちると、なんとまた朝顔が急成長し、葉っぱから青年が出現する。
青年が言うには、どうやら「なる」の体液が青年の栄養となっているようで、その後も体液を求められることとなる。
就職をきっかけに一人暮らしを始める「なる」について行く青年。「なる」の暮らす1Kの部屋で、「なる」は毎日青年に淫らな体液を与えることになってしまう。
本編には
・人外
・クンニ
・クリ責め
・中出し
・69
・手マン
・断面図
・局部アップ
・くぱぁ
・潮吹き
・膣内観察
・連続絶頂
・言葉責め(軽度)
が含まれます。
本文62p+表紙1p+表紙モノクロ1p+タイトルページ1p+事務ページ2p(総ページ数67p)
本編は黒棒のみの修正となります。