おすすめレビュー
主人公は記憶喪失、傍で支えてくれる子は本当に良い子で健気。でも、二人の関係は複雑に絡まっている。
記憶がない主人公には、自分を知っているらしい受けの子と
自分の家の中に残された何かだけが記憶に繋がる線で。
でも、日記は気持ち悪いし、PCもやばめっていう
序盤から、主人公やばいなって言うのが良くわかる。
後半までいろと妄想したけれど、
主人公はよこしまな思いからひとつの選択をしてしまい、
受けの子と知り合う切っ掛けになって恋人まで進んだけれど
罪悪感に押しつぶされて記憶を失い別人と変わった話。
なにより受けの子が依存していて健気で可愛い。
最初のモブ姦の場面、めっちゃえろかったw 作家買いです。
絵が可憐できれいな感じなのに、お話が凄惨、陰鬱、強烈なのが特徴でその落差が癖になります。
記憶喪失になった青年とその友人のお話で、愛とやさしさにあふれているのかと思いきや…
という展開。
え、どうなるの?とどきしながら読み進み、最後に、ため息をつきました。
こういうの何エンド、というのでしょう。
後味がい意味ですっきりしない、後をひきずる味付けで強烈に印象に残ります。 最初からなんとなくイヤな雰囲気漂う作品。
すっきりしない終わり方の作品
むしろ好きな方ではあるけど
今回はなんともいえないな、というのが正直な感想。
記憶喪失の青年が、ストーカー気質の変態って
いうのは全然あり。
相手役の高校生を、自ら痴漢されにいくような子で
気になっていた青年が記憶喪失になったから
これ幸いにと適当に話をあわせて恋人関係に
こじつけたメンヘラ、と勝手に想像していたので
予想よりも刺激が足りなかったことに対して
物足りなさを感じているのかも知れない。
我ながら、ワガマな理由すぎる(笑) ハッピーエンドにもメリバエンドにも感じる作品でした。
受けの子の想いというか考えてることは、作中に描かれていないので勝手にこちらで想像するしかないけど、受けの子が攻めがしたこと全てに気が付いた上で記憶喪失の攻めを献身的に介抱してるって考えたり。逆に攻めの重い感情によって知らない男に乱暴された上、助けてくれた(?)攻めをヒーローのように思ってるって考えて読むのとでは最後の攻めの吹っ切れた感じがまた違うように感じるのが面白かったです。
あらすじ
ある日突然記憶喪失になった大学生・甲斐が、その友人を語る隣人の高校生依田イトリと、自身が失くした記憶を探る物語です。読切です。
本文44ページ+事務ページなど = 計50ページ
2018年12月29日(C95)発行