おすすめレビュー
レビュー数 0件です。あらすじ
彼氏と別れて数年が経ち、奈々子はすっかり自慰で性欲を解消することに慣れていた。
お気に入りのオモチャもあるし、仕事は在宅のライターなので、空いた時間にベッドに寝転がって自慰に耽ることもめずらしくない。
でも、やっぱり偽物じゃ物足りないのか、何となく欲求を解消しきれない感じがして、毎日のようにオナニーを繰り返してしまっていた。
ある日、イったばかりで放心しているところに、通販の荷物が届くときくらいしか鳴らないインターフォンが鳴る。
連続で鳴らされるチャイムに訝しみながら出てみると、そこには見覚えのない青年――彼方が立っていた。
隣人に話があると言われて無視するわけにもいかず、奈々子は彼方をしぶしぶ玄関に招き入れた。
だが、あろうことか部屋の中まで上がり込んだ彼に、乱れたままのベッドを見られてしまう。
彼の話とは実は、オナニーをする奈々子の喘ぎ声がいつも聞こえていたことだった。
羞恥と混乱に襲われる奈々子に、彼方は予想外の提案をする。
「俺のちんこ、貸してあげましょうか」
(表紙1P+本文39P)