おすすめレビュー
こちらの作家さんの商業の本は全部そろえており、表紙で気づいて即買い。ヤクザもヤクザの息子もそれぞれ気持ちが切なくて、だからこそ抱き合う場面が美しいです。
絵もちろん美しく、顔、体、すべてが芸術的。
これは愛なのか執着なのか依存なのか。
続きがとても気になります。
また、ヤクザが息子にこっそり執着しているときのお話も読んでみたいです。 この設定と絵見ただけで、絶対好きな奴!
と思って購入したらドンピシャでした。
短いお話なのに、受けの傾いていく様子とか、攻めの執着とか過不足なく描かれていて、言うことなしです。
不器用な攻めと意地を張りつも実はモロい受け。無理矢理から始まっても、これなら絆されるわ。
あっさりした絵柄ですが、表情とか、雰囲気がすごく色っぽくて、エッチシーンも即物的じゃなくて、エロい。最高。
続編読みたいです。 ヤクザを生業とする親は息子を不幸にさせないために距離をおいたのに、その思いは足かせとなった。
自分の欲望に素直、表情に出る若頭って初めて見たー!
ほしいものをほしいというヤクザ、いな。
愛してない、って言われて傷つく顔も良き。
攻めて、なだめて息子の心が揺らいだところで自分に有利な落としどころとしてあたかい腕の中を用意する。
はりつめていた息子が「傾く」様はとてもワクして読めました!
膝抱えて頼りなげな目線向けられたら番犬:若頭ガオですよ…。 読後感は静寂の中にひとつの波紋がうまれて、大きく広がった先が心のよりどころとなったような印象でした。
西岡と良彰の温度差がすごいんだけど(西岡がんばれ)良彰の心の扉か開いた瞬間の西岡の動揺(興奮?)がすごい(西岡がんばれ!)
「喪服ってジャンルあるよな 確かにムラするかも」というセリフが某BLマンガにありますが(笑) 喪服から始まる恋、いじゃないですかぁ…! サンプルからも漂っているほの暗さが素敵でした!
セックス中の受けの拒絶している顔、無理やり結んだ関係で愛されないとわかっていても受けの気持ちが欲しい攻めの焦燥感が雰囲気でています。
最後も無理やり愛しているという結末ではなく、依存、歪んだ関係なのかともとれる甘さとほの暗さが感じられる終わりでよかったです。
他のコメントでもみられますが、攻めが受けに恋をしたきっかけ話の続編が見たいです。 無理矢理からの、という展開がとても好みでした。
攻めは受けを愛しているのに愛を受け入れてくれなくて葛藤しているシーンが良かったです。受けも強気な性格で簡単には受け入れない姿勢で刺さりました。最後はハッピーエンドぽくて安心しました。これから先の2人の関係も気になるので続きがあれば是非読みたいなと思っています!
あらすじ
ヤクザの父を持つ良彰は、西岡宏大というヤクザに惚れられ抱かれてしまう。