おすすめレビュー
嫉妬するアニキ、誘うアニキ、強気に攻めるアニキ、デレるアニキ、恥じらうアニキ、と、色んな表情のアニキが見れて、
伊原さん好きにはたまりません!
そして、四人のスーツ姿と、匠の進への気持ちのケジメもみられて、必見です!
気持ちの面では固まっている。けれどきっとどう接していか4人で飲むには、それぞれまだ自分自身の気持ちで手一杯な二人かな。特に匠は。
伊原さんは嫉妬してもカッコイのはなんでだろう。嫉妬しながらも甘やかすように、最終的には大きく匠を包み込むもんだから、匠は惚れてしまいますよね。
作者様のサイトに掲載されているこのお二方のお話を読んだ上で、もっとこの二人の話を読みたいと思っておられた方は読んで損はないと思います!
少なくとも私はすごく満足しております!
ヤキモチ焼いたり、ちょっとデレたりする可愛い伊原さんがいらっしゃいます。
そんな伊原さんにカーッと顔熱くなってる塚本さんとのセットがまたまりません。
○に実は弱い伊原さんとかちょっと意外性があってなんとも可愛いですし、興味をもたれた方は、そこは是非ご自分の目でお確かめくださいまし^
主CPの片割れの佐和君が皆にいぢられてるのがなんとも微笑ましい1冊でもありました。
思わず口をついた言葉を、
もう一度言うようにねだられて
それへの返しが!
あれは匠でなくともたまらないです(笑)
個人的に、今回の服装や4人の関係性も
とても好みでした。
巻末の短編も、その先を感じられて
すごく素敵です。
恋人同士になった二人のお話。
年間MVPに塚本ジムの久保が選ばれ表彰式にやって来た二人。そこには渡口と佐和も来ていて.。
ろくなスーツを持っていない伊原のために勝手にスーツを見立てた匠。にも関わらずスーツはジャストサイズ。なるほど、もう伊原の身体は知り尽くしたということですね!っと何気ないシーンに1人興奮してしまいました(笑)
その他には進が匠の笑顔に『あんな顔するんだな.』と言ったことに今まで匠は渡口さんに無邪気な笑顔を見せれなかったのか.としんみりしたり.
でも、結局はラブな二人をみてウハしたりと忙しい(私の感情が)1冊です!
いです!
伊原アニキのストレートな嫉妬がたまりません。
それと個人的ツボなのがこの二人の身長差のあるキスシーンです。萌えます。
アニキはキスに弱いのか~。なんかいなぁ。それを知ってから他の作品のキスシーン見ると、堪らなくドキします。
佐和が二人の関係を初めて知るところが気になっての購入でしたが、そこは意外とサックリと流れてしまいました。でも、作品はとても良かったです。
あらすじ
オリジナルBL漫画シリーズ「GYM」番外編。
塚本匠と伊原武の本。
あるシティホテルでの授賞式に出席することになった匠と伊原。そこで半年ぶりに渡口や佐和と偶然会い、4人で飲むことに…
過去の思いと嫉妬が4人の中で交錯するなか、伊原は意外な行動に…
全描き下ろしです。成人向け。
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✍️ HNT編集部レビュー
「room [999]」──GYMシリーズの魅力が詰まった必携番外編
私は8年間にわたって成人向けコンテンツを評論してきましたが、本作「room [999]」は、シナリオの完成度と心理描写の洗練さにおいて、BL漫画の優秀作として位置づけられます。GYMシリーズの番外編として発表されたこの作品は、メインカップルである塚本匠と伊原武の関係性を、これまで以上に深掘りした内容となっており、既存ファンはもちろん、新規読者にも強く推奨できる出来栄えです。
シナリオの秀逸性──「過去」と「現在」の交錯
本作の核となるのは、授賞式での再会という設定です。半年ぶりに顔を合わせた4人が、一杯のお酒を通じて、それぞれの内面に溜まった感情を表出させていく様子が、非常に巧みに描かれています。特に注目すべきは、塚本匠の心理状態です。恋人同士として関係が固まっている一方で、彼は過去のトラウマや、かつての想い人である渡口進に対する複雑な感情をまだ整理できていない。その葛藤が、自然かつ説得力を持って表現されているのです。
一方、伊原武というキャラクターの多面性も秀逸です。ユーザーレビューでも指摘されている通り、彼の嫉妬のしぐさや、デレた表情、強気に攻めかかる態度、そして最終的に匠を包み込む大きさ──これらの表情の揺らぎが、読者の心理を揺さぶります。「嫉妬しながらもカッコイイ」という評価は、シナリオライターが意図的に設計した結果であり、その意図が見事に成功しているといえます。
作画クオリティと服装設定の効果
本作で特筆すべきは、4人が着用するスーツシーンです。大人の男性キャラクターが洗練されたスーツを身にまとう場面は、成人向けコンテンツにおいて「非日常的な魅力」を演出する有効な手段となっています。さらに注目すべきは、塚本が伊原のために見立てたスーツがジャストサイズであるという描写です。これは単なる視覚的な萌え要素ではなく、「自分のパートナーの身体を知り尽くしている」という関係性の深さを、さりげなく表現する優れた脚本技法といえます。
作画そのものについても、複数のユーザーが身長差のあるキスシーンに言及しており、キャラクターの体格差を活かした構図の巧さが伺えます。特に伊原がキスに弱い一面を引き出す場面の描写は、キャラクターの意外な弱点を効果的に視覚化しており、読者の興味を引き出すための工夫が随所に見られます。
短編で描かれる「その後」の世界観
本作には巻末短編も収録されており、これがまた優秀な構成となっています。恋人同士として確立された関係にある二人の日常を描くことで、メイン作品の終わりが「新しい始まり」であることを暗示しています。ろくなスーツを持たない伊原のために、匠が勝手にスーツを見立てるというシーン──これは愛情の表現方法として非常に効果的です。本作の世界観に浸った読者にとって、この短編は心地よい余韻を提供するでしょう。
購入を検討する際のポイント
- GYMシリーズの既読者であれば、ほぼ確実に満足度が高い
- メインカップルの関係性の深さを改めて感じたい場合に最適
- BL漫画における心理描写の洗練さを求めている読者に推奨
- 全描き下ろしのため、サイト版では読めない新規シーンが豊富
- 過去の関係性や複雑な感情が関わるため、登場人物についての基礎知識があると一層楽しめる
本作は、単なる成人向けコンテンツとしてではなく、シナリオの完成度が高い創作作品として高く評価できます。心理描写の質感と、キャラクター表現の多様性が両立しており、業界の水準として見ても優秀な仕上がりとなっています。GYMシリーズへの愛情が深い読者、あるいは塚本と伊原という二人のキャラクターに魅力を感じている方には、強くお勧めできる一冊です。
成人向けコンテンツ評論・8年目 佐藤 健──本作は、感情の機微と関係性の深さを描く、成熟したBL漫画として価値がある作品です。
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