αなヤンデレ幼馴染は平凡βと結ばれるためなら手段を選ばない
あらすじ
俺、理解ある幼馴染やめるから。だってそれじゃ手に入らないって分かったし…―
岡崎彩乃(28)には小さい頃にお隣に引っ越してきて以来仲のいい幼馴染、七宮司(28)が居る。
昔は無邪気に遊んでいた2人だが、彩乃は年を重ねるにつれ埋めようのない格差を感じた。
方や大手製薬会社の創業家の一人息子、バース性はαで容姿端麗で文武両道。
自分は偶然彼の実家の隣に家があっただけの、ごくごく平凡な人間でバース性もβだ。
周囲からの目線にも苦しみ、一度は彼との交友をやめようと切り出したものの
尋常ではない取り乱し具合に押され、最終的には身の丈にあった程よい関係を
築きたいという考えに理解も得られたので、友達のままでいることに。
――…今思えば、きっとあの時には…いいやもっと前から彼は歪んでいたのかもしれない。
時は流れ社会人になり、いい加減幼馴染とばかり過ごすのも良くない、
自分も自分の人生を考えなければと思い立った彩乃は初めての彼氏を作った。
しかしその裏で、一見「理解ある幼馴染」になったように思えた彼は
虎視眈々と確実に手に入れるための準備をしていて……――
【全力でヤンデレなαの幼馴染に雁字搦めにされる話です】
サンプル
ご購入はこちら
おすすめレビュー
オメガバースうんぬんは置いておいて、いやオメガバースとヤンデレが絡んでくるのが本作の面白いところだと個人的に思うのだが、とりあえずいろいろ置いておいて、シンプルな感想としては「めっちゃ面白かった」。 オチというかストーリーがめっちゃ好き。「そうくるか」といった感じで、ちょっと予想してなかった展開だった。まさに「全力でヤンデレなαの幼馴染に雁字搦めにされる話」。αのヤンデレの狂気感がにじみ出る、めちゃくちゃ良い作品である。 オメガバースを知らずとも「ティーンズラブ」や「ヤンデレ」が好きな人であれば、ぜひとも手に取ってみていただきたい。というかせっかくだし、「αなヤンデレ幼馴染は平凡βと結ばれるためなら手段を選ばない」を通してオメガバースも知ってみていただきたい。めちゃくちゃおススメである。