勇者パーティの賢者がTSして幸せになる話 [すらいむのかんむり] | DLsite 同人 – R18
あらすじ
魔王討伐から5年。
魔王の最期の言葉を気にかけ、神官を陰から見守っていた賢者カトル。
異変に気が付いた時、かつての仲間……元勇者のサキュバス、レニスが彼の前に立ちはだかる。
カトルは先を急ごうとするも、レニスに何かを飲み込まされ、意識を失ってしまうのだった。
「カトル、君も幸せになっていいんだよ。
責任も肩書も忘れて、ただの人として、人の人生を――」
そして目覚めると、カトルは女性の身体になていた!
気を失っている間部屋を貸してくれていた宿屋のダンに恩を返そうと
店を手伝うと申し出るカトル。
それを聞いたダンは、澄んだ笑顔でよろしくと応じる。
その瞬間、彼(彼女)の心に異変が……⁉
本文40P
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レビュー
先代の勇者から始まった物語ですが、先代の勇者がサキュバスになり、その原因を作った魔王は時代の勇者にやられたもの、サキュバス勇者により時代の勇者もサキュバス化。次代勇者パーティの僧侶は魔王の呪いによってTS化し、残ったのは賢者だけでした。
しかし、この賢者もサキュバス二代目勇者によってTS化という結末を迎えたというお話です。
話を聞くと中々にカオスですが、結果的には全員がハッピーになっており、時折サキュバス姉妹による犠牲者は出るもの、世界は魔王がいた頃よりは平和になっているのでしょうね。
とても満足の良くシリーズ作品でした。 本作品だけでも楽しめますが、前作読んでいるとニヤリとする展開、サキュバスの登場がある作品です。
サキュバスの手により女体化してしまった賢者が、心がどん女性化していくのも相まって、色々と立て直すまで自分を面倒見てくれる宿場の男性にガチ恋、キュンしちゃいます。途中から普通に真っ当な男女の純愛モノの様相です。
魔王の影が…とか、早く元に戻って立て直さないと…!とか思って張りつめていたときより、女の子として一人の男性を好きになって結ばれている彼女の姿の方が幸せそうです。
タイトル通り、TS堕ちものとしても良いし読後感も良いしでオスメな作品です。 いつの間にか女性になっていた主人公が元仲間のサキュバスの願い通りに女性としての幸せを得ていく過程がとても美しい作品です。愛する人が帰ってくることを心待ちにしている中で女性としての幸せを願うところとかもう…大変ぐっと
神官がシスターになるこの勇者パーティの顛末が描かれた作品の中でとびきり平和で優しいお話だと思います、最後のヒトコマでとても笑顔になりました、幸せに生きろ… 本作単品でもちろん楽しめるのですが、やはりこれまでのシリーズ3作(もしくは勇者と神官だけでも)読んでいると、さらに味わい深い作品。
悪堕ちしてしまった元勇者が、それでも元の仲間のことを案じて見守っていた─という裏話もイですし、そこでの救済策がTSかつちょっとHな方向、でも最終的には関係者全員ハッピーなエンドというのも個人的には大賛成です。
…と、ストーリーを大絶賛しましたが、ヒロイン(元賢者⇒宿屋の看板娘)の造形・キャラ描写も絶妙。堅物な賢者の青年が、巨乳&ゆるふわ髪の優しげなおねーさんになり、だんその姿に応じた日常に馴染みんでいき、「愛しい男」を思って自ら慰めるトコロなんて、ご飯三杯はイケますね! 今回も素晴らしい!
良いですよね♪
予告にいるあの固そうな賢者さんが、まさかあぁなっちゃうなんてねぇ…。
これだからTSはやめられねぇぜ…b
内容は伏せますが予告ページにある通り、この物語の基礎であるサキュバス姉妹の片方が関わってきます。
悪人なのか善人なのか、それは結局分かりません。
ただ、このタイトル通りなら、もしかしたら善人なのかも?
難しい判断ですが、い感じに暗躍してくれています。
そのサキュバス姉妹の活躍(?)は、かんむりさんのページを掘ったり、このシリーズを遡っていただければと思います!
誰だって幸せになれる権利がある。
たとえ違った形になっても。