それでも傍にいたい『陽真×充』編 [Sui☆Sweets] | DLsite がるまに
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この作品は、ストーリー重視のお話です。
Hシーンは少ないので、ご理解のうえ、ご購入ください。
『それでも傍にいたい』は『陽真×充』編と『冬馬×唯』編の二つがあります。
こちらは『陽真×充』編になっております。
単作でも楽しめるように作ってありますが、二作とも聞いていただけるとより深く物語を味わえる作品になっていますので、よろしくお願いいたします。
Sample
Review
陽真くんと充さんの両片思いを2人の心の声ともに見つめて、お互いを思い合うからこそすれ違ったり、お互いへの強く深い愛が伝わってきて、凄く良かったです。再生時間が40分ほどとは思えないほど、丁寧に描かれた濃密な物語でした。「運命の番じゃなくても…それでも傍にいたい」
一途で情熱的な愛を充さんに注ぐ、乃木悠星さん演じる陽真くんの真っ直ぐさと信念の強さを感じる演技と、福田純さん演じる充さんの陽真くんを慕うからこそ葛藤する心情を表現する演技に、気がつけばグイ引っ張られるようにして、物語に聴き入っていました。
アダルトパートが少ない作品ながらも、再生してすぐの冒頭のシーンにドキしたり…物語重視でも、ちゃんとえちで、良い塩梅でメリハリが効いている印象でした。陽真くんと充さんのカップルだけでなく、冬馬さんをも見守る、みそ汁さん演じる田野倉さんの全てを見通す温かい雰囲気は、凄く良い存在感でした。
ただ切ないだけでは終わらない、優しさと幸せな未来が待っているかもしれないことを予感させる陽真くんと充さんの物語。この作品のタイトルの秀逸さ、某芸人コンビのすれ違いコントばりの台詞の妙は凄いと思いました。単作でも楽しめると思いますが、神保兄弟の兄、冬馬さんを演じる近衛頼忠さんの、陽真くんと充さんのために水面下で動いていたことを隠して2人と接したり、2人の恋路を応援する、その裏側にある感情も気になる。可愛らしさと繊細で儚い雰囲気がある秋月勇人さん演じる唯くんと冬馬さんのこれからも気になる。やっぱり、“それそば”は今作の弟編だけでなく、兄編もあって完成する作品なんだと感じるので、2作とも聴きたくなります。
ジャケット買いしたくなるぐらい素敵なイラストからも、2人のお互いに向ける愛が伝わる。オメガバース初心者でも聴きやすい、ストーリー性重視の素敵なボイスドラマだと思いました。