旧友を養うことになりまして [24/7] | DLsite がるまに
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風の噂で倉田が社会人劇団の作家をしていることを知った高槻は、再会を淡く期待しながら劇場に足を運ぶ。
(それ自体に興味のなかった)劇を見終え席を立つと、入退口で来場者に挨拶をしていた倉田を発見する。
……が、再会の感慨に耽るような雑談も早々に、こんなことを言われる。
「こんなこと、今日久々に会ったばかりの奴に言うのどうかと思うんだけど……
俺、あまりに金なくて、住んでるアパート追い出されそうなんだよね。
……しばらくお前んちに泊めてくれたり、しない?」
密かに好意を抱いていた相手から同棲を持ち掛けられるなんて願ってもない申し出だったから、
二つ返事で受けてしまった。
Sample
Review
新堂さんの演技、そしてシナリオ・イラスト・音声編集・完璧な布陣で構成される、情緒溢れる作品です。とても素敵で、もう何度も繰り返し聴いています。トラック2で高槻さんが「業務的な行為」を断って、「ちゃんと抱きたい」と詩成君をハグする部分が、とても好きです。
体を重ねるのにゆっくり時間をかける描写や、会話をしながら進めるのが、相手への愛情や気遣いを感じて好きなので、本当に、初めから最高過ぎる!
とにかく、今回の作品は新堂さんの演技が生っぽいというか、すごくリアルに表現されています。行為の後に息が整わない描写などもリアルで・!終始ドキします。
ハッピーエンドのラブストーリーが書けない、好きという感情がよくわからないという詩成君。少し気分が沈んだ時に、自分を愛してくれる人から強く求められて、自分の存在意義を感じたい。
誰でもいわけじゃなくて、自分を大切にしてくれる高槻さんに満たして欲しくて、詩成君も高槻さんへ気持ちを返したいと思ってる・(涙)
全体的にゆっくり丁寧に進んでいくので、シナリオに描かれていない日常の中でも、高槻さんと詩成君の関係が深まっていったんだろうなと想像出来ます。
作中を通して、高槻さんが詩成君を抱き締める描写が多いのが、高槻さんからの真摯な愛情を感じて、すごく良かったです。
高槻さんにはずっと、いつでも詩成君をぎゅっと抱き締めて、詩成君が安心して穏やかに暮らせるようにしてあげて欲しいです。
詩成君が、得意じゃなかったはずのハッピーエンドばかり書いて惚気てしまうくらい、幸せに暮らしてくれたらいな。
誓いのキスは、かわいすぎる・!末永くお幸せに!(新堂さん、可愛すぎます!天才!)
高槻さんの気持ちも、詩成君の気持ちも、自分の事のように感じて聞くことが出来る素敵な作品でした。
これからも、大切に何度も聴かせていただきます・!素敵な作品をありがとうございました!