Fist Communication [Boxphilia Engineers] | DLsite 同人 – R18
あらすじ
最強王者の弱点はボディブロー!
挑戦者はここまで何度もボディにパンチを叩き込み、ついに追い詰めた!
──と思った矢先、王者の狙いすましたカウンターのボディブローが挑戦者を襲う!
互いのボディを叩き合う。果たして勝つのはどちらか?!
漫画本文25p+表紙とオマケ
※女子ボクシングを題材としていますので、殴打・腹パン・嘔吐などのソフトリョナ表現を含みます。
※全年齢向け。性描写等はありません。
サンプル
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おすすめレビュー
この作品も今までは同人即売会等のイベントでしか販売されてきませんでした。またこの作品は初めての頒布から二年ほど経っており、即売会での購入も難しくなっております。それが今回ついにDL販売が決定し、イベントに参加しても購入が難しいこちらの作品を購入できる機会に恵まれました。
内容は王者と王者に憧れている挑戦者の試合。挑戦者陣営は王者とボディのダメージレースを仕掛け、勝利への活路を見出そうとします。そしてその作戦が上手くいき、3ラウンド終了後のインターバルで挑戦者はセコンドから「王者を圧倒している」と評されました。
ただ、この作品の冒頭はラウンド3が終了した後のインターバルからです。したがって、「挑戦者がチャンピオンを圧倒」した過程はなく、実際に描かれるのはラウンド4からになります。
試合が再開されると、ボディブローの応酬で一進一退の激しい打ち合いに。後に均衡は崩れ、挑戦者がやられる場面が目立つようになりますが、両者とも相手のブローをブロックせず、全て腹筋で受け止めます。最後は互いの想いとパンチが交差し、試合は幕引きとなりました。
この作品を読んで感じたことは、作者のボディブローへのこだわりです。パンチの種類を変え、見せる角度を変え。グローブを残して腹筋を掻い潜る描写や、グローブを透過させて陥没した腹筋を強調する描写。同じボディブローでも単調にならないよう、実に様々なバリエーションで変化をつけ描かれており、試合の熱い展開も相まって私の目はずっと釘付けでした。
ボディを打たれた時の反応も実に生々しいものが多いです。凛々しい表情が一瞬だけ苦悶で埋め尽くされ、すぐに表情を引き締めるもの。あまりの激痛に立ち上がれないもの。吐き気を堪えられず、えずいてしまうものなど。
ヤフオクでは数千円でも取引されたこちらの作品ですが、こちらで購入できて心底よかったと思っています。