漫画の赤本1「なまけ病」 [うみはん] | DLsite 同人 – R18
あらすじ
漫画家暮らしをアシ込みで20年続けた作者の実体験をもとに、漫画創作の秘伝・新事実を描いていきます!第一回目は「なまける」の真実と対策を描きます。その後も「これを知ってれば飛躍的に実力を伸ばせる」というような話を取り上げていきます。とりあえず4冊くらい書こうと思ってますので、興味のある方は是非読んでやってください本編43ページ、おまけ28ページ(ネット投稿用に編集した漫画)計71ページの内容です
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おすすめレビュー
自分がサボってしまう理由が分からない人にこの作品をおすすめしたいです。その理由の一つが分かると思います。また、作者さんなりの解決方法も書いてあり参考になりました。
作者さんも中々サボる気持ちを抱えているタイプの人のようで、登場人物の行動に私も共感させられてばかりでした。絵柄こそ違いますが、ドラゴン桜のような作風だと思います。
漫画家志望の方だけでなく、「好きなんだけど結果を出せと言われると続かない」という方にはぜひお勧めしたいです。もっと早くこの本に出会っておけば良かったと思っています。漫画なので実用書よりも印象に残りやすいですし、とっつきやすいので最高です。
2巻も出るとのことですが、発売したら買おうと思っています。
タイトルにある通り、創作における大敵である「なまけ」についての解説漫画。
内容は非常にわかりやすく、同時に創作を行う人間が誰でもあてはまるなまけてしまうプロセスなどが描写されている。
今作は「漫画の執筆中におけるなまけ」がメインで語られているが、漫画に限らずイラスト、文筆、さらには趣味や勉強にも共通する内容が多く盛り込まれており、決して漫画だけに特化したハウツーというわけではない。
そういう意味で本作は趣味や創作に挑み、そして「なまけ」によって熱意が途絶えてしまったりしてしまった人は、手に取ってみて欲しいと思える作品である。
しかしタイトルにもある通り本作は「1」、1巻である。
具体的な対策の部分に関しては次巻以降なので注意していただきたい。
冒頭数ページでグサグサと痛いところを突かれ、読み進めるうちになまける原因とは何かを知ると共に、その状態に陥った時にやるべきことも解説されています。
このページにやってきた方は、漫画に限らず何らかの創作活動をしているはず。
もしかしたらその中には
「数ヶ月ほど何も投稿してない」
なんて方もいるでしょう。
その期間うちののほんの少しの時間、この作品に触れてみてはいかがでしょう。何か変わるかもしれません。
「漫画を書きたい!」「ラノベ小説を書きたい!」
でも少しも進まない。描(書)きたい気持ちは人一倍あるが、実行できない。どうしてもサボってしまう。
そういう経験はありませんか?僕はそういう経験を何度も繰り返してきました。
「実行できない自分には才能がないのではないか?」
そう思っていました。この本を読むまでは!
「漫画を描けない」「ラノベ小説を書けない」など目標があるのに実行出来ない本当の敵と、その対処法が漫画で分かりやすく解説されています。
僕はこの本に出会ったおかげで、ある小説サイトにラノベ小説を投稿して、男性向けで瞬間20位になりました。
この本をしっかり読み解いて、ぜひ実行して欲しいです。
お勧めです!
基本的に漫画を真剣に描こうとしたことがある人なら大抵は感じ体験したことのある「なまけ」についてのあるあるを書いているだけで改善には役に立ちません。
「漫画を描くことが好きなのになぜなまけてしまうのか?」というテーマに対して
「描くことの労力と他人からの評価によって好きのベクトルが下がってしまって他の安易な娯楽にたどり着きなまけてしまう」という
単純な話をあるある話と豆知識話を交えて行っているだけの内容です。
最後に出される解決方法は「好きを原動力に漫画を描く」と言ったもので
散々作中で「私は漫画を描くことが好きなので大丈夫です!」っていうスタンスのキャラクターに「それじゃ駄目なんだよ」って話しをしたあとに「好きって気持ちをエネルギーに漫画を描け!」って話をします。
とうぜん内容に「何を言ってるんだ?」という疑問が出ますが、それについての詳しい説明は次回でこの作品には書いていません。
おそらく次作で抽象的な「好き」という感情を具体的な方法論を用いて「好き」という感情をコントロールしてエネルギーに転じましょうという話をするのだと思いますが、
ゴールが「誰でも20年漫画を描き続けられる」というもので
つまりやる気の出した先がただの「継続」であり「技術の上達」でも「ヒットして売れる」でもありません。
角の立つ言い方にはなりますが、作品のゴールのベクトルが低く、それに伴って内容も薄いので本格的に漫画を描いている人にはあまり役に立たないと思います。
まとめ
・自己啓発書の前書きで事足りるような話を漫画でしている
・解決方法が抽象的でわかりづらい
・具体的な対策は今作には載っていない
こういう人におすすめ
・この作者の作品が好きな人
・漫画を描きたいなと思っているがまだ描いたことがない人
悪いところを列挙しましたが豆知識やあるある話としては面白く、読みやすいので娯楽作品として楽しむには良いと思います。
漫画の完成度は高いと思う。とても面白かったし、技法書を出すだけあって、作者の構成力や洞察力も優れていると思った。
ただ、モチベーションを高めると銘打っているのに、本の中にそれに繋がる情報が値段の割に少ないように感じた。
もっとも、本の中にあるたった一行の言葉が大事であるケースなんてざらにあるんだけども…