アイドルのボクがリベンジマッチ挑んでみた件 [Boxphilia Engineers] | DLsite 同人 – R18
あらすじ
昨年末の格闘技特番で、生放送腹パン嘔吐K.O.を喫した(自称)筋肉系アイドル神山結衣が、翌年の年末特番にリベンジマッチで再登場!
しかし、相手は去年惨敗を喫したプロボクサー瑞沢香菜!鍛え上げられたプロの拳は、結衣のボディ奥深くをえぐり、さらにはアイドルの命たる顔までも……!
去年と同じく一方的な展開となった第1ラウンド。果たして、アイドルの拳はプロボクサーの腹筋を貫けるのか!?
漫画本文31p+表紙等おまけ
English version is included.
※女子ボクシングを題材としていますので、殴打・流血・腹パン・嘔吐などのソフトリョナ表現を含みます。
※全年齢向け。性描写等はありません。
サンプル
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おすすめレビュー
前作を上回る壮絶なパンチの嵐! 液体や苦悶の表情、鍛え抜かれた腹筋に刻まれる痛々しいアザ、多様なアングルがプライドをも上回る苦痛をたっぷりと表現してくれます。
追い詰められ、活路を見出す思考の緊張感、そしてそれをも吹き飛ばすフィニッシュブローのパワフルさがたまりません。
かわいい顔や鍛え抜かれた腹筋もさることながら、殴るための筋肉をつけた手足の絶妙な太さが最高です。
アイドル対プロボクサーのボクシング漫画第2弾です。前作のファンとして、販売される日を待ち望んでおりました。
結論から言いますとシリーズの続編としてこの作品は完璧です。ボクシング・腹パン・嘔吐・リョナといった前作からのフェチな部分は余すところなく取り入れられていますが決して焼き増しではなく、本質はほぼ正反対と言えます。前作が強者による弱者へのいたぶりだとしたら、今作は弱者による強者への逆襲です。リョナとしてどちらが好きかは人それぞれですが、少なくとも私にはどちらもド真ん中です。
前作で私が最も素晴らしいと思った点は、格下の相手を小馬鹿にしながら執拗に腹部を痛めつける加虐心溢れるプロ側の心理描写でした。今作でもプロの心の声は多くありますが、その効果は真逆です。
まずは前作同様に、プロはアイドルを心の中で見下し、遊び感覚で試合を行っています。笑みを浮かべながら顔や腹を殴り、流血までさせてしまう彼女は前作同様サディスティックな余裕に溢れています。しかし、アイドルの渾身の一撃を腹に受けてからはそんな余裕も吹き飛びます。自分の技術を信じ、的確な攻撃を考え、実行してもアイドルを倒せません。強者が弱者に堕とされる屈辱的な展開です。
一方のアイドルは心理描写の類は一切ありません。この一年どんな特訓をしたのか、どんな気持ちでいたのか等、謎のベールに包まれています。この沈黙が彼女に凄みを与えています。
心に焦りを滲ませるプロと、黙々と試合を続けるアイドル。この対比が素晴らしいです。
さて、アイドルにとっての完全な復讐とは昨年の自分と同じように相手の腹を抉り、吐瀉物まみれにしてリングに這いつくばらせること。そしてその様子を昨年の相手と同じように笑いながら見下すことです。
それがやり遂げられたのか、返り討ちにされたのかは是非ご自分で作品を読んでください。
私と趣味を同じくする方にとっては必ず満足できるはずです。
前作を見ているとより楽しめるが今作のみでも充分なボリュームで楽しめる。
全年齢対象ということで単純にスポーツ系のバトルを楽しむこともできるし、殴打系のリョナ作品ともとらえることができる楽しみ方はみる人の目線にもよるが作画が大変細かく仕上げられており、見応えは充分なものであると思うので、
オススメの良作とさせてもらいました。
PIXIVにてまだ同人デビューされる前から(勝手に)お世話になっております
はっきり言って画力もシナリオもドンピシャで好きなのですが、
やはり試合の要所要所で腹パンを魅せてくる、そして特筆すべきは
その画角なんだと思っております。
苦しむ方、苦しませる方双方を描く作者さんの
センスと努力に最大限の感謝と賛辞を贈りたいです
今作は「アイドルのボクがボクシングやってみた件」の続編になります。ですが前作未読でもほぼ問題なく読めます。
ここから先はネタバレを含みます。ご了承ください。
試合としては、前回まるで歯が立たなかった対戦相手である瑞沢に対し、アイドルはかなり善戦します。そしてリベンジに燃えるアイドルは、瑞沢をゲロまみれにしようとボディを執拗に攻撃します。
瑞沢も身をもってアイドルのボディブローが重いとパンチの威力を認めるも、素人のパンチで倒されるかと打ち合いに臨みます。ちなみに、瑞沢へのボディブローのほとんどが、瑞沢の腹筋に深くめり込む程の威力です。何なら一発目から腹筋貫かれてます。アイドルグループの筋肉担当は伊達じゃないと言わんばかりの脳筋っぷり。
最後、アイドルは意識を失うように倒れてしまうとはいえ、瑞沢もリングに沈み悶絶します。
なので前回は見ることが叶わなかった、瑞沢の苦悶に満ちた表情がてんこ盛りです。
また、今回はほとんど瑞沢の独白で試合、物語が進行します。アイドルの台詞は少なく、独白もありません。
その関係上、アイドルがどうやって一年でここまで強くなったのか。その過程や理由などは一切描かれていません。強いて理由を挙げるなら、アイドルは本当にボクサーとして天才だった?ことと、執念深さでしょうか?
そういう側面もあってか、絵よりもリアリティなどを優先される方にとっては、若干抵抗がある内容かもしれません。
なんせアイドルは、顎にアッパーをまともに受けても立ち上がるタフネスや、カウンターをカウンターで返すなんてことをやってのけます。
ですが上手に構成されているので、そこまで気にしないという方ならば違和感なく読めると思います。
裏を返せば背景描写を省くことで、その分試合の尺が多くなってます。
総じて、リアリティにそこまで拘らず、可愛い女の子やカッコいい女の子が痛みに悶える描写が好きなら、きっと満足できるでしょう。
私はもともと女性同士のプロレス・格闘は好きでしたが、もっぱら関節技や絞め技が好きで打撃は専門外でした。
それでも腹パンにはムズムズするものを感じていましたが、この作品で新しい扉がついに開きました。
飛び散る飛沫、痛みに歪む表情、躍動する肢体。ボクシング愛と魅せる工夫が詰まっていて、好事家はもちろん専門外の人でも興奮すること間違いなしです。
ハマりすぎて同サークルのDLsiteで扱っている作品は即全て揃えてしまいました。中でもこの作品が一番好きだったので皆さんにおすすめしたいです。是非シリーズ前作と合わせて購入を検討していただきたいです。後悔させません。