アリス・マーガトロイドの限界が近い!同人活動 [ほにゃーの左クリック] | DLsite 同人 – R18
あらすじ
ベテラン同人作家のアリス・マーガトロイドは今日も魔理沙・パチュリーと次のイベントのネタを練る。
その場で魔理沙がまさかの結婚宣言。
焦るアリス。迫る婚期。現実から全力で目をそらすアリスはエロ同人に手を出して…?
辛く苦しい限界同人活動の末期に挑むアリスが
七転八倒しながら同人誌を出すお話
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おすすめレビュー
東方キャラで同人作家の活動を描いた作品です。
これ作者の経験談ですか?って思えるリアリティでした。
作品作りをしている人には伝わるあるあるなネタ、こんなことが起きたらって思うとぞっとしちゃうネタが詰まってます。
見る専門の人にももちろんおすすめです。
書き手の苦労を知ってより応援したくなると思います!
ラストの落ちが秀逸です
許すまじCOVID-19!
サークル仲間の魔理沙の結婚、パチュリーの入院でひとりぼっちになったアリスが婚期と納期に追われるお話ですわ。
わたくしみたいなパンピーお嬢様には面白く笑える内容でしたが、同人活動をしてる方には心にくるものがあるかもしれない、そんな自虐的な感じの作品でしたわ。
同人活動をする者に迫るリアルで過酷な現実が覗けてとても面白かったですわ。
東方のキャラクターが同人活動をしている世界のお話です。
読んでみると何かしらの創作活動をしている人なら多かれ少なかれ考える「いつまで続けられるか」「いつが辞め時か」という悩みをテーマにギャグを絡めながらストーリーが進行していきます。どこかリアリティがあって面白いんだけど所々で自分に重ねてしまって「スッ……」と真面目になってしまう、そんな不思議な感覚でした。
それはそれとして描き手のみなさんの悲痛な思いが伝わってくる内容。
読む分には全年齢だけど実感を伴うにはR-30って感じでしょうか。
コメディチックではあるけど、やはりリアルと趣味は並行して人生に食い込んでくるもの。身近な例でも結婚を機に疎遠になった知人のことなど思い出しながら作中のセリフを借りるなら「ちょっとしたスパイス」どころじゃなくグサグサ刺さりながら読み終えました。
可愛らしい絵柄に笑える内容、しかし人生の教訓も盛り込まれたような満幅の一作です。
魔法図書館の一室に集合した同人サークル「魔女の集い」のメンバー、年に二度のコミケのためのアイデアをまとめるための会議を始めるも各々の都合からサークルは解散に。これまで同人活動一筋でそれ以外を排除してきたアリスは孤独な同人活動へと現実逃避していきます。
同人活動をテーマに過酷な現実をコメディチックに描いた作品です。同人活動で恋人や交友を排除したばかりにサークル解散で孤独となり、初めてのエロ同人で燃え尽きを体験したり元サークル仲間の幸せな姿に傷ついたりと過酷な同人世界の現実を垣間見ることができます。コメディは非常に面白く、ラストも救われたようで救われないオチも非常に良いです。
同人活動の中での苦しみをかなりマイルドに、だけれども的確に書いているのだと思います。シリアスすぎることはなく、しかし全体を通してのテンポの上下はしっかりと存在しているため、楽な気持ちでのびのびと気楽に楽しむことができます。そして、なんと言ってもオチが最高に面白いですね。(作家からしてみれば最悪かもしれませんが。)作家様を応援したくなります。