宇宙人の庭 [カシノ木] | DLsite 同人 – R18
あらすじ
『蝿』と呼ばれている異星人とともに暮らすこの世界では、日常的に少女が蝿の繁殖をお手伝いしています。ある少女が蝿とつがいになり、交尾に至ってから、その仔を孕み産み落とすまでと、その周辺の世界観が描かれています。
※前後編の後編となります。『宇宙人の家』からの続きです。
※蝿と少女の和姦寄りのエロシーンが中心です。
※種族単位での寝取られがテーマなので、タグ付けする程でもない軽めの寝取られ要素があります。
※残酷な描写、グロテスクな描写を含みます。苦手な方はご注意ください。
サンプル
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おすすめレビュー
この作品は前後作の後編なので完全に楽しむために前編の「宇宙人の家」の読了をおすすめします。
蟲(異種)姦!人体改造!(微)NTR!狂気を孕んだ世界観!とてんこ盛りな傑作です。
設定もよく作りこまれており、作品に没入することができます。緑のルーペさんらしい構成の仕方でずっと印象に残るような展開も読みごたえありありです。
前作宇宙人の家にて、ついに蝿との初交尾を果たした白瀬。その後彼女は、ある決意をする。そして物語は、みっくんの”そんな彼女の笑顔が好きだった”という独白からはじまる。
やはり後編ということで、前作以上にカタルシスを感じます。蝿を受け入れられるようになった白瀬の身体は、サンプルにもあるようにどこか影のあるようなおとなしい印象の彼女からは想像もつかないような扇情的なものになっていますし、その白瀬に声をかけるみっくんの鼻をつまむ仕草など、細かいところにダークな要素が顔を覗かせます
そして、エロパートでは興奮する蝿以上に行為を懇願する白瀬の獣のような姿。彼女の回想、そしてその悲願を叶えた白瀬の心情を描くことで、蝿との交尾というおざましい嫌悪感を読者に与えることなく伝えています
物語は閉幕に向かいますが、ここからがすごい。設定では宇宙人の家とは蝿に嫉妬した男性が彼らの居住区を揶揄した言い方とありましたが、本当の意味はおそらくこういうことなんでしょう。暗転し、場面を移して、クローンとはなんぞや、どうして彼女達は嬉々として蝿を受け入れたのか、ついにそれが明かされます
クローン技術、そして宇宙人とされる蝿、どちらも悪意なくそこにあるだけなのに人間という生き物に汚される描写は考えさせられました。昨今流行りのループもののような締めでこれまた好きなひとはいいENDですね
画、シナリオ、世界観全てが絶妙の塩梅でマッチしている作品。作者さんの才能にこれからも期待します。
カシノ木主催の緑のルーペさんの商業作品を何度か拝見して好きだったので購入しました。
蟲姦に関しては正直振れたことのないジャンルでしたが、緑のルーペさんの描かれるグロテスクな蠅とかわいい女の子との組み合わせは恐ろしくも魅力的だなと思いました。
また、ネタバレになりますが、「次代のクローンに自分が成し遂げられなかった願いを託し、それを続けていく」ことがこんなにも辛く切ないのかと思いました。
人間の暗い部分っていうか見たくない部分を描きつつ、心を抉る描写をしながらもエロは一級品な緑のルーペ先生の同人誌。
商業誌で初めて作品を見たときは衝撃的なのと同時に色々なフェチズムを開花させられたのを覚えてます(笑
今作は、商業で出来ないことをやってるなぁという感じで楽しめました。
巨大化した蠅(蠅に似た別の生命体なので厳密には蠅ではない)と、蠅から与えられる快楽を世代レベルで甘受してる女性ばかりな世界…男の価値なんてありません、辛すぎる。
遺伝子操作までやって蠅に尽くす女性、さらに蠅の子を宿すために手術までする女性、作中においては一般的な女性の在り方です。
異種姦・虫姦はムリ!って人にはしんどいレベルの蠅描写なので要注意ですが、めちゃくちゃエロい。
人間くらいの大きさはある蠅に女たちは関係を持ちたがっている異常な世界。
人間男性の比率は2割程度なのに、むしろ女性たちは人間男性にほぼ興味を持たず、蠅と関係を持つことを積極的に狙います。
巨大蝿は宇宙人とされ人間を遥かに超えた技術を持ち、滅びゆくはずの人間を絶滅から救ったとされている世界だからです。
それが何百年も続いており、蠅に女性が嫌悪感を持たないどころか蠅の子孫を残す為己の身体を改造するという設定です。
前作品である『宇宙人の家』で提起された謎の答え合わせも書いてあります、救いのほぼ無い形で。
これ以上のネタバラシは止めときます、作品を楽しんで欲しいので。
サンプルでも確認出来ますが主人公は蠅との子供を作る為に人体改造手術を受け、異常な乳首肥大と子宮に二ヶ所手術痕が残ります。
それがやたらとエロいです、しかも透明な母乳も出るようになります。
人間の子宮を蠅の子宮と交換する事でオス蝿を惹き付けるフェロモンを出すようになり、蠅の行為を更に激しいモノにします。
その描写がやたらとエロく、蟲姦をあまり好まない人もついつい引き込まれてしまうのではないでしょうか?
これは形を変えたNTRものです。
蠅をチャラ男に置き換えれば分かりやすくないですか?
自分の好きな女の子が『絶対に女の子を幸福にしないだろうチャラ男に夢中になり自分を全く見ないでチャラ男に全力で尽くす図』を見せられている気分です。
見向きもされなかった自分が『あの時こうしておけば……』なんてどうやっても逆転なんか出来る目は無いのに、いつまでもタラレバにしがみつく。
現実は無情です、それでも男性にはもっと足掻いて欲しかったな……。
いやーとても良い雰囲気の作品です。
退廃的な、仄暗い作品が好きな方には是非とも!読んでいただきたい作品ですね。
内容としては、前作ではほんのりとしか存在していなかったNTR要素が少し強くなりましたね。
また、蠅との交尾におけるグロテスクな面も増しています。
人によっては描写が受け付けない、という方もいらっしゃるでしょう。
色々な意味で稀有な作品だと思います。