おすすめレビュー
育てた子どもが大きくなって襲われるお話なので基本的にシスターは相手のことを怖がってません。異性として愛しているか母性で受け入れてるかは現時点では判別できませんが。男性側が孕ませたがってるということはそのうち夫婦になるのでしょう。その頃には夫として受け入れるようになってるんでしょうが、エンディングを見る限りでは多分ずっと姉さん女房な家庭になるんでしょうね。
サンプルにもある通り、前半は異形、後半では人型でのシーンがあります。
突然襲われてとっさに抵抗しようとするもの、すぐさま「貴方の存在自体を拒絶したわけではない」と受け入れざるを得なかった彼女の慈悲深さがシスターものとして満点の対応で個人的にツボでした。
女性向け作品のシスターものは美形の魔物と心が通じ合ってのハッピーエンドが多いので読後感も良くて安心して読めます。
あらすじ
魔族は人を襲い、武装した神父とシスターは魔族を討伐する。
魔獣のキメラであるゼルは正体を隠しながら魔物を狩っている。
恩人であるシスターシエラに対してのみ人間らしい感情を向けるが、それが悩みの種でもあった。
魔獣の血を制御できなくなった夜のことをシスターに懺悔する。
キメラ神父と人間シスターの異種間TL。