おすすめレビュー
いよリチルディス編最終回です。さびしいです。未成熟な体、性交のなんたるかを知らない、女性が、好まない年上の侯爵の囲い者となり、むちゃくちゃな性開発を受けていく姿は、悲しくはかないものを感じます。心は否定し、精神は狂いを生じ、悲哀を感じますが、その一方で、体はこたえてしまう。その姿がとてもいですね。 中世ヨーロッパを舞台としたオリジナルシリーズ五作目。
リチルディス編、完結。
非常に完成度の高い輪姦凌辱ものですが、なにより物語として素晴らしい出来です。
無垢で純粋な、男の理想のような少女。その本当の意味を知り打ちのめされる男。けれど肉欲に堕ちた先、僅かに触れ合う想い。
18禁作品でしか描けない寂寥と慕情。ネタバレになるので詳細はかけませんが、歪だけど透き通るように美しい純愛ものでした。 リチルディス編完結です。
この第三部でヒロインの無垢な純粋さが明らかにされ読む者の心を締め付けます。
輪姦シーンもあるのですが、一番印象に残るのはヒロインの悲しい美しさでしょうか?
文句なしに良い作品です。
あらすじ
中世ヨーロッパ舞台のオリジナル色話「Saint Foire Festival」シリーズ、リチルディス編完結!
ある日、城を抜け出し、愛するゴーウェンを探すため、街中駆け回るリチルディス。
行方が分からず途方に暮れていると、柄の悪い男達が人気のない場所に攫われ、リチルディスに悲劇が襲いかかる…
純粋無垢な少女が肉欲に堕ちる濃密なストーリーを是非ご堪能下さい。