| 作家 | あおい |
|---|---|
| 出版社 | ナンバーナイン |
| レーベル | Blend |
| シリーズ | 或る兄弟の話 |
| カテゴリー | BLマンガ |
| ページ数 | 419ページ |
| 配信開始日 | 配信開始日:2025/11/24 |
あらすじ
「これは或る兄弟の、愛と憎悪の物語」
pixivにて自主連載中の漫画「或る兄弟の話」第二部(10〜19話)の単行本版です。
加筆・修正・描き下ろしがあります。
――恋とは私の兄、空木シンのことである――
恵まれた環境で生まれ、幼少期からその優秀さが表立っていたが故に、
周囲の人間の感情や欲望に晒され続けてきた少年・マコト。
他者に対する嫌悪感を確固たるものにさせたのは、尊敬していたはずの父の不貞だった。
そうして空木家に引き取られてきた異母兄・空木シン。
しかし彼だけが、マコトをただ1人の人間として認識し、何も求めず対等な存在として接してきたのだった。
シンを無邪気に慕うマコトと、全てに無関心なシン。
しかし無害でもあった彼らの関係は、ある日を境に壊れることになる――。
――これは或る兄弟の、愛と憎悪の物語。
419ページ
編集部レビュー
【田中みかのレビュー】
「或る兄弟の話 2巻」は、複雑な家族関係の中で芽生える感情を丁寧に描いたBL作品です。本巻では、兄弟という立場の微妙さと向き合いながらも、抗えない想いが深まっていく過程が秀逸。
あおいの繊細な線画が、登場人物の心の揺らぎを見事に表現しており、セリフの少ない場面こそが最高に胸キュンです。二人の関係が確実に変わっていく瞬間、その空気感まで伝わってくる。ナンバーナインの安定した構成力があるからこそ、無理のない物語展開が実現できているんでしょう。
ストーリーは一見タブーに見える設定ですが、決してそこに溺れず、むしろ人間関係の本質——相手を知りたい、触れたいという根源的な欲望を問い直す作品になっています。感情描写と身体的接触のバランスが完璧で、読み終わった後の余韻が素晴らしい。
恋愛の本質を問う深い作品に仕上がっており、HNTでも高評価の人気シリーズです。感情的な絡み場面を求める方なら、是非手に取ってみてください。HNTではこのような関係性の葛藤を丁寧に描いたBL作品も多数取り揃えております。
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