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ひゃっかんブギ 【分冊版 PART6】(第二十一話+第二十二話)

    作家くじら
    出版社メディレクト/古川書房
    レーベル爆男コミックス
    シリーズひゃっかんブギ 【分冊版 PART1】
    カテゴリーBLマンガ
    ページ数38ページ
    配信開始日配信開始日:2025/03/25
    ジャンル恋愛 / ぽっちゃり / ラブコメ / 劇画 / ゲイ

    あらすじ

    太った男たちをキュートにエロく描く、デブ専ゲイコミックの先駆者・くじらによる、伝説的人気シリーズ!

    月刊ゲイ雑誌『Badi』にて長期連載され、その圧倒的な画力とエロ描写、そして胸を打つ男同士の切ない純情物語に、幅広く人気を集めた本作の、第二十一話と第二十二話をセットで配信!

    可愛いぶーちゃんが三度の飯より大好きな、元関取の八幡国男が経営するちゃんこ屋と、監督を務める江戸川大学相撲部を舞台に、様々なぶーちゃんたちの大らかすぎる愛と性の日々を描く!

    ◎第二十一話「悲しい出来事」

    国男が経営するちゃんこ屋に、一年部員の岡田が訪ねてきた。岡田はバイトの太(ふとし)に用があるようで、「お話ししたい事があって…」と告げる。その後、太のアパートで岡田は思い詰めた顔で、「僕…丸山(太)さんの事が好きになっちゃったんです」「お願いです、抱いて下さい」と告白する。

    岡田と国男が親しい仲にあることを知っていた太は、彼自身も国男に一途な想いを抱えていたため、戸惑いながらも毅然と断る。しかし、その現場に国男が現れた。二人が一緒にいるところを見た国男は、怒り心頭で「おまえなんかクビや」と、太に言い放つのだが…。

    ◎第二十二話「ふるさと」

    相撲部の練習中、岡田は国男に先日の出来事は誤解だと告げる。しかし、すでに太は国男の店を去っていた。太の身を心配していた前頭力士の修は、国男に「太にとって国さんは掛け替えのない人なんですよっ」と、太が修の付き人だった頃のエピソードを話し始めて…。

    国男は太のアパートを訪ねるが、隣人によると引っ越して田舎に帰ったと言う。そこで初めて、国男は太の田舎を知らなかったこと、太のことをちゃんと知ろうとしていなかった自分に気付くのだった。しかし、その帰り道、公園のベンチでうずくまっている太の後ろ姿が…。

    ※雑誌掲載時と、同一の性器や局部の修正方法および範囲です。

    編集部レビュー

    【田中みかのレビュー】

    「ひゃっかんブギ」の分冊版PART6は、このシリーズの中核となる感情の波が最高潮に達する章です。くじらさんが描くぽっちゃり系キャラクターたちの恋愛劇は、見た目の優しさと裏腹に、深い心理描写が織り込まれているのが特徴。

    第二十一話と第二十二話では、関係性が大きく進展する瞬間が連続で訪れます。長年積み重ねられた感情がついに言葉になり、ふたりの距離感が変わっていく過程が本当に丁寧に描かれているんです。HNTのBLカテゴリでも上位常連のこの作品は、単なる官能的な描写だけでなく、キャラクターたちがどう向き合うのか、その葛藤と決意が胸キュンポイントになっています。

    劇画タッチの作画は、感情の揺らぎを顔の細かい変化で表現していて、セリフのない場面でも二人の気持ちが伝わってきます。ラブコメとしての軽さと、きちんとした恋愛ドラマとしての深さが共存しているのが、このシリーズの強みですね。

    分冊版なので、集中力を保ったまま物語に没入できるのも良いところ。シリーズを追ってきたファンなら確実に満足できる展開です。HNTでは他のくじら作品やぽっちゃりキャラクター系のBL作品もおすすめです。


    ✍️ HNT編集部レビュー

    『ひゃっかんブギ』分冊版PART6で描かれる、揺らぐ想いと向き合う時間

    デブ専ゲイコミックの先駆者として知られるくじら先生による、伝説的名作『ひゃっかんブギ』。本作は月刊ゲイ雑誌『Badi』に長期連載された作品で、圧倒的な画力と繊細な感情描写が多くのファンから支持を集めてきました。今回ご紹介する分冊版PART6は、第二十一話「悲しい出来事」と第二十二話「ふるさと」を収録した、物語の転換点となる重要な巻です。

    この巻では、ちゃんこ屋を営む元関取・八幡国男と、バイトの太(丸山)、そして相撲部員・岡田の三者が織りなす、複雑な感情の葛藤が中心となります。私がこの作品を何度読み返しても感じるのは、登場人物たちの心情がこれ以上ないほど丁寧に描かれているということ。単なるエロティックな場面だけでなく、その背後にある切実な想い、葛藤、そして後悔が層厚く描き込まれているのです。

    揺れ動く感情と、すれ違うふたりの想い

    第二十一話では、一年部員・岡田が太にして告白という、物語を大きく動かす出来事が起こります。「抱いてください」という切実な願いを伝える岡田の姿は、若々しい衝動と、それでもなお相手を思いやる心の葛藤が同時に感じられます。

    一方の太は、国男への一途な想いを抱えながらも、岡田の気持ちを受け止めることができず、毅然として断ります。ここに見られるのは、太の誠実さと潔さです。しかし、その直後に現れた国男は、二人が一緒にいるところを見て怒り、太を解雇してしまう。このすれ違いの悲劇性は、読む者の心を痛く揺さぶります。

    国男が見たものは、事実ではなく自分の嫉妬が作り出した幻像。太の真摯な拒否も、岡田の切実な想いも、すべてが国男の怒りで踏みにじられてしまう。この瞬間の喪失感は、恋愛ものとして実に効果的に描かれています。

    本当に相手を知ることの大切さ

    第二十二話「ふるさと」では、物語は新たな局面へと進みます。相撲部での練習中、岡田は国男に真実を伝えようとしますが、すでに遅く、太は国男の店を去っていました。

    ここで重要なのが、前頭力士・修のエピソードです。修は国男に対して、「太にとって国さんは掛け替えのない人なんですよっ」と、太が付き人だった頃の思い出を語ります。このシーンは、単なるストーリー展開を超えて、人間関係における深刻なテーマを提示しています。国男は太のことを本当に知っていたのか?という問いです。

    国男がたどり着く気づきは、読者にとっても胸に迫るものです。「太のことをちゃんと知ろうとしていなかった自分」への直視。これは、長く一緒にいるからこそ陥りやすい落とし穴——相手を理解していると思い込み、実は表面的な関係に止まっていることへの警告です。

    そして、田舎に帰ったと聞いた国男が、帰り道の公園で太を見つける結末。この場面の余韻の使い方は見事です。二人がどのような会話を交わすのか、その先がどうなるのかは、読者の想像に委ねられます。

    くじら先生の魅力——画力と感情描写の融合

    本作がデブ専ジャンルの先駆けとして位置づけられる理由は、単にキャラクターの体型描写にあるのではなく、その背後にある人間らしさの表現にあります。国男、太、岡田、修といった登場人物たちは、それぞれが明確な個性と感情を持った存在として描かれています。

    くじら先生の画力は、キャラクターの感情を顔の表情や身体の動きで雄弁に語ります。また、相撲部というキャラクター同士が濃密に関わる環境設定が、様々なドラマを生み出しており、恋愛ものとしての奥行きを生んでいるのです。

    この作品をお勧めしたい読者の皆様へ

    • ゲイコミックに興味があるが、感情的な深さを求める方
    • 登場人物の心理描写が丁寧な作品が好きな方
    • 単なるエロティック描写ではなく、人間ドラマとしての恋愛ものを求める方
    • 『ひゃっかんブギ』の既存ファンで、物語の続きが気になる方
    • 相撲という独特の舞台設定に興味がある方

    分冊版PART6は、この物語において極めて重要な転換点となる巻です。国男と太の関係がどのような展開を見せるのか、そして相撲部の他のキャラクターたちとのドラマがどう絡み合うのか。その先への期待感を持たせながらも、現在の話の中で完結した余韻を残す——その構成の巧みさもぜひ感じていただきたいところです。

    長く愛される作品には、それだけの理由があります。『ひゃっかんブギ』の物語世界に浸る時間は、皆様にとって充実した時間となるはずです。

    田中 美咲(コンテンツ担当・5年目):心の機微を丁寧に描く本作の数々の場面が、今も私の心に深く刻まれています。

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