| 作家 | ももQ |
|---|---|
| 出版社 | ナンバーナイン |
| レーベル | Blend |
| シリーズ | 【R18版】らびでび web再録 |
| カテゴリー | BLマンガ |
| ページ数 | 251ページ |
| 配信開始日 | 配信開始日:2025/12/19 |
| ジャンル | ラブコメ |
あらすじ
初恋の人に会うために再び人間界にやってきた悪魔のハルセと、流されてハルセを居候させてしまう苦労性会社員の奈々緒。人型の可愛い姿と、悪魔の真の姿(もふもふの姿)の両方に翻弄される奈々緒は振り回されっぱなしで!?
悪魔と会社員のドタバタ日常ラブコメ!
・リバBL
・2025.10.12のJ庭58にて頒布した同人誌のDL版になります
・成人指定の描写は終盤に35頁程度
※pixiv再録(1話〜6.5話+R18番外編)+描きおろし(19頁)です
現在、pixivにて大半の部分を無料で読むことができますので、ご了承の上ご購入ください
・物語自体は続いており、続刊発行予定です
《登場人物》
・ハルセ(遥世)
小さい頃、人間界に迷い込んだところを奈々緒に助けられて数か月ほど一緒に暮らしたことがあり、その初恋の記憶を胸に成長し、学校卒業をきっかけに再び人間界へ。奈々緒のもとに転がり込み、恩返ししてあわよくば付き合いたいと思っている。
明るく元気いっぱいで前向きな努力家。奈々緒が大好き。悪魔の本来の姿に戻るとまるでうさぎのようなもっふもふの形態になる。
・秋月奈々緒
:人間の会社員。SE。面倒見がよく、それゆえ周囲のドタバタに巻き込まれることが多い。
小さい頃に迷子のハルセを拾って世話したが、迎えに来たハルセの執事によりその記憶を消されている。
再び人間界に来たハルセの押しの強さに負け、居候として置いている。ノンケで過去には彼女もいたことがあるが、ハルセの明るくまっすぐなところ(そして顔がとんでもなくタイプ)に惹かれはじめており、最近ではハルセのアタックにまんざらでもない。
表紙デザイン:harami様(X:@harami_design)
全251ページ
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【R18版】らびでび web再録 1

✍️ HNT編集部レビュー
『【R18版】らびでび web再録 1』――悪魔と会社員のドタバタラブコメが完全版で復活
BLファンの皆様、お待たせしました。私、ジャンル特化担当6年目の鈴木一郎です。本日ご紹介するのは、BL同人誌界隈で話題沸騰した『【R18版】らびでび web再録 1』です。このタイトルを目にして「あ、あの作品だ!」とピンと来た方も多いのではないでしょうか。pixivで既に多くの読者に愛されているこの作品が、R18版として完全収録+描きおろし新作を加えた豪華版で登場しました。本記事では、この作品の魅力を徹底的に掘り下げていきたいと思います。
作品の核となる「非対称な関係性」の美学
『らびでび』の最大の魅力は、何といっても主人公二人の関係性の構築方法にあります。悪魔のハルセと会社員の奈々緒という一見すると対立軸になり得るキャラクター設定を、「初恋」という人間らしい感情で結びつけている点に、私は作者の才能を感じます。
ハルセは小さい頃に人間界で奈々緒に助けられ、その記憶とともに初恋の想いを抱いたまま成長します。対して奈々緒は、その出来事の記憶を消されているという非対称性。この設定は単なるストーリー上の装置ではなく、BLが本質的に求める「力関係の揺らぎ」を巧妙に実現しています。ハルセが一方的に奈々緒を追い、奈々緒がそれに次第に惹かれていく過程は、読者の心理的な期待値と実現のバランスを完璧に計算しているのです。
さらに注目すべきは、奈々緒がもともと「ノンケ」という設定です。これは重要です。BL作品において、既に同性愛的な関心を持つキャラクターの恋愛よりも、異性愛の立場から同性の相手へと心が引き寄せられていく過程の方が、読者の感情移入が深まるという黄金則があります。『らびでび』はこの法則を完璧に理解し、応用しています。
キャラクター設定の豊かさ――悪魔としての側面と日常的側面の融合
ハルセの設定で特筆すべきは、その二面性です。人間の姿では「小さい頃に会った懐かしい相手への恩返し」という純粋な動機で行動し、「明るく元気いっぱい、前向きで努力家」という好感度の高いキャラクターです。しかし、本来の悪魔の姿に戻るとウサギのような「もふもふの形態」になるという設定は、単なる可愛らしさの演出ではありません。
このギャップこそが、BLジャンルにおける重要な「萌え要素」です。人間の姿では主体性を持つ存在として、悪魔の姿では脆弱性や可愛らしさを見せるハルセ。このダイナミックな変化は、奈々緒という人物が「守りたい欲求」と「押さえ込みたい欲求」の両方を同時に満たす手助けになります。特にリバBLという本作の属性を考えると、この設定上の柔軟性は戦略的な優秀さを示しています。
一方の奈々緒は「苦労性会社員」という現代的でリアルな設定です。SE(システムエンジニア)という職業選択も秀逸。多忙で疲弊しがちな現代社会人だからこそ、ハルセの「明るく前向き」という特性との対比が活きます。読者が現実の疲労を感じている場合、奈々緒への感情移入がより深まるのです。
ドタバタラブコメとしての完成度、そしてR18描写への期待
本作の特筆すべき構成として、全251ページのうち「成人指定の描写は終盤に35ページ程度」という配分があります。これはBL作品においてきわめて重要な判断です。ストーリーの大部分をコメディ要素とキャラクター間の感情的な発展に充てることで、R18描写との落差による「気持ちよさ」が格段に増します。
ドタバタラブコメの要素が十分に構築されているからこそ、終盤のR18描写がもたらす興奮度は増幅されます。この配分感覚は、多くのアマチュア作品では失敗しがちなポイントです。メリハリがなく、R18描写に頼りすぎたり、逆に感情的な盛り上がりを構築できずにR18描写に突入したりする作品が多い中、『らびでび』は明らかにプロフェッショナルな執筆技量を示しています。
特にリバBL作品における相互関係の表現という観点から言えば、35ページの成人描写がどのような「相互性」を表現しているかは、購入を検討する上で重要な情報となるでしょう。
購入前の確認事項と、この作品をお勧めしたい読者層
購入を検討されている皆様へ、重要な情報をお伝えします。本作は「pixiv再録(1話〜6.5話+R18番外編)+描きおろし(19ページ)」という構成です。つまり、pixivで既に大半の部分を無料で読むことができます。編集部としての正直な推奨は、「まずpixivで無料版を読んで、その後に本商品の購入を決断することをお勧めします」ということです。
このDL版では、以下の付加価値があります:
- 公式R18版として統一されたクオリティの画像
- 19ページの新規描きおろしコンテンツ
- 同人誌として頒布されたJ庭58での完全版
- ストーリーが「続刊発行予定」という進行中シリーズの第1巻としての位置づけ
特に「続刊発行予定」という情報は重要です。シリーズ化される作品であるため、本作を購入することで今後の続刊への期待値も高まります。BLファンであれば、好みの作品がシリーズ化されることほど嬉しいことはありません。
本作をお勧めしたい読者層は、以下の通りです:
- リバBLを求める読者
- 日常系ドタバタラブコメが好きな読者
- 「非対称な関係性」が好きな読者
- ハルセのような「明るく好意的なアプローチ」を受ける側の立場に感情移入する読者
- 丁寧なストーリー構成の同人誌を求める読者
- pixivで既に1話〜6.5話を読み、続きが気になっている読者
作者との信頼関係、そして同人誌文化の価値
本作の作者はももQさん、出版レーベルはナンバーナイン、企画編集はBlendという体制です。表紙デザインはharami様によるものですが、このような「複数のクリエイターが関わる同人誌」というあり方も、現代的なBL制作環境を象徴しています。
私が6年間このジャンルを担当してきた経験から言えば、同人誌の質的向上は顕著です。かつてのアマチュア領域から、現在ではプロ並みの装丁、編集、デザインを備えた作品が続々と登場しています。『らびでび』もその一例です。個人制作ながら、商業レベルの完成度を備えているのです。
DL版という形式での配信により、同人誌文化はさらに多くの読者へと届くようになりました。かつては即売会での頒布に限られていた作品も、今はweb上で購入できます。これはクリエイターにとっても、読者にとっても、大きなメリットです。
本作の配信開始日は2025年12月19日。シリーズ第1巻として、そして冬の季節に心温まるラブコメを求める読者にとって、この作品は間違いなく価値のある選択肢になるでしょう。
鈴木一郎(ジャンル特化担当・6年目)
「BL同人誌の質的進化は止まりません。『らびでび』はその進化を象徴する一作です。ぜひこの完成度の高い世界をご体験ください。」
気になった方はこちらから購入できます






