おすすめレビュー
この作品を手に取れば感じられる筈だ。タイパこそ正義の名の元に、スピード速堕ちやお手軽洗脳堕ちが溢れつあるこの御時世にも「それ」が未だに残っている事が。
そう、「悪堕ち職人気質」が!
悪堕ちにも様々なパターンがあるが、これは「職人の仕事」に例えられる様な作者毎の癖が織り成して構成されている事は悪堕ち好きな諸兄であればご存知の事であろう。
その中でも星井工房さんは正に気高い精神性のヒロインを陥れ、貶て、堕とすという悪堕ちの基礎フォーマットとも言える作品を高いレベルで発信し続けている。
何時も相当なボリュームだけど今回は輪をかけて凄い。
総差分、プローグもとエピローグも含めて10p超え(セリフ無し差分含まず!)の大ボリュームの中で丹念に、じっくりと!気高い少女をしっかりと描いた上で、そこから堕としていく…やっぱりこれだよね。
洗脳とかは最低限、人格は保ったまに、方向性をねじ曲げ、奈落への最終切符は自ら切らせるからこそ儚くて美しい…。
いわゆる完堕ちと共に果てる「悪堕ち絶頂」も完備し、エピローグもGODENDとBADENDを二種類完備と付け入る隙が見当たらない。
この分岐も決して強引なものではなく、選択の結果どちらも有り得そうな説得力があり、GODの尊さと、そこからの比較によるBADの喪失感という相乗効果は本当に職人技と言える。
お手軽催眠もい悪くはないんだけど、丹念な描写からしか得られない詫び錆びは確かに存在するんだよね。
しかも今回は過去作を見ている人にはちょっと嬉しいサプライズ描写もあったりしてなおのこと嬉しい…。
悪堕ち好きなら迷わず買い。
それ以外の人も琴線に触れるものが何かしらあれば買って損はない。 今回も素晴らしいピチテカスーツヒロインをありがとうございました…っ!
ピッチリスーツやテカ好きな方は是非とも買いましょう!
ヒロインの菫乃ちゃんが調整されていき、徐々に堕ちていく様はとてもエロスを感じました。
今作では結構エグめのプレイが出てくるのですが、電脳空間での出来事なので「痛そうなのはちょっと…」と言う方々も比較的安心して作品を楽しめると思います。
抜きどころが多くてめっちゃ濃いのが出ました。
僕は通しで3回も出ました。
本当に素敵な作品をありがとうございます。
あらすじ
■ストーリー■
科学が進歩した世界。
ある企業が開発した電脳空間『アルカディア』。
天才擁する精鋭チームによって作られたそのプログラムはそれまでのVR空間やフルダイブ型のゲームなどと違い、第2の現実と言って差し支えない程にリアルで精緻なものだった。
現実(リアル)の質感でありながら、プログラムによってほんの少しの超常現象を体験出来る世界。
初めは一都市が舞台であった『アルカディア』は徐々に規模を増し、様々な世界の都市を再現するに至っていた。
そんな世界の治安を守るために密かに活動する少女──秋穂菫乃。
自身の特異な才能から、大幅な容姿(アバター)の変更は不可能なはずの『アルカディア』で誰もが目を引く姿──『電影姫ヴィオレータ』へと変身した菫乃は
相棒(パートナー)であるAI『アメトリン』と共に、日々犯罪者を無力化しては治安当局に連絡して捕縛させていた。
ある日、一般には検索できないサーバー──通称『裏ワールド』に、電脳世界で精神をおかしくされ性奴○と化した少女達のオークション開催の報せがにわかに広がる。
冷静でありながらも義憤に燃える菫乃は、保護者兼技術者の紫やアメトリンの協力を得てその会場の座標を特定し、いつものように犯罪者たちを捕まえに行く。
それが菫乃──『電影姫ヴィオレータ』を捕らえる為の罠であるとは気づかずに。
■概要■
ぴっちりスーツの変身ヒロインが電脳世界で闇の組織に捕まって洗脳・調教されていくCG集です。
基本CG:22+α枚
本編:755枚
プロローグ:115枚
エンディング:計182枚
文章なし差分:381枚
■シチュエーション■
悪堕ち・洗脳・機械○・調教等々。
上記のようなシチュエーションが苦手な方は十分ご注意くださいませ。