レビュー
恋愛経験ひいては人生経験の未熟な女の子が、男のうわべに魅せられ憧れて。そんな男に騙され唆され求められ、自分が愛されていると勘違いしちゃって自らの意思で体を差し出し、当然のようにナマ中出しをキメちゃう未成熟な浅はかさ。
男も若い肉体を貪るだけが目的で、恋愛感情など持たずにファンを食い荒らすだけ。
そんな現実でもありそうで、いや絶対あるやろというシチュエーションが背徳感あるエロを感じさせてくれます。
以前から知っていた作品でしたが、断片的だったので購入しました。いろと有名な作品がありますが、このシリーズが一番好きです。
純愛でも強制でも洗脳でもない。ジャンルでくるのは難しいけど、とにかくヌける作品でした。
「こんなにおバカなんだからヤリ捨てられてもしょうがないよね!」という方にはとても刺さるかと思います。 男性主人公”聖亜”は、”クジラックス”先生の分身なのかも…
”comic LO”へ掲載された、第一話~第六話までの表題作と、
本巻・描き下ろしの短篇・二作品を収録した、十二年ぶり、
自身・二冊目の単行本。
印象に残った収録作品は、身柄を拘束され、収監されてゆく
男性主人公”聖亜”が、女子主人公”すず”の処女を奪う過去を
克明に描いた「歌い手のバラッド」の「第一話」。
読後感じたのは、男性主人公”聖亜”へと投影された、作者が
隠し持つ、ドス黒い欲望を、赤裸々に描いている点。これが
数多な読み手の性癖に『ぶっ刺さる』点で、既刊な初単行本
「ろりとぼくらの。」へ収録された他の短篇とは、明らかに
熱量の異なる「ろりともだち」の延長線上にある作品群では、
と、解釈しました。
女子主人公の処女性を蹂躙し、すべて奪い去ってゆく”聖亜”
へ、読み手の欲望を重ねてゆく…、清潔感のある絵柄との
二律背反な世界観を堪能する、アンチノミーな一冊。超良作。 「歌い手」が、ヤリチンとして、多くの少女たちを食い物にする作品。
「クジラックス」先生らしい、非道徳的な行いが、各短編毎に描かれる。
一方で、そんな「歌い手」に抱かれて、愛されていると有頂天になってしまう少女たちの図。
そこから、徐々に地獄絵図が描かれるのですが、上巻のエンディングでも、その兆候が出ています。
下巻では、もうどうにもならないほど、恐ろしい惨劇になることは、別冊の短編で知っていますので、未読了の方はお楽しみに。 クジラックス先生はどれだけ俺たちを待たせるのか
本誌に載ってから10年近く、いつ単行本は出るんだと待ち望んでました。
内容は可愛い女の子がこれでもかってくらいヤラレちゃういつも通りの作風
言うなら「いつものクジラックス先生」
内容や品質は担保されたようなものなので、つべこべ言わずに、なにも考えずに買いましょう
あらすじ
「あなたは知る。これが本当のクジラックス。」
エロ漫画界を越えて認知される「クジラックスみたい」な漫画の、これが正真正銘本当のクジラックス。
人気歌い手配信者・聖亜のヤリまくりハメまくり!疾風怒濤の物語上巻!特別描きおろし作品2話も収録。少女を誘い、じらし、イカせ続ける聖亜のマジカルペ●スの真実とは!?
推し活の闇・SNSでの性被害の実態・グルーミング・イケメン配信者の裏の顔・思春期の悩みにつけ入る・処女ばかりを喰い漁る倒錯異常者…そんな言葉を投げつけられる「今ここに生きる男子」の生きざま。「今さら歌い手かよww」の言葉には現在進行形の芸能界の不祥事をもって答えるほかない、エンタメに生きる人間の本質を隠すことなく描いたまさに怪作中の快作!
<収録作>
第1話 歌い手はファンのJCを食うのが好き
第2話 歌い手は音楽に真剣なフリをする
第3話 歌い手はJCをアフターに誘う
第4話 歌い手にもヒエラルキーがある
第5話 歌い手は一人の女を愛せない1
第6話 歌い手は一人の女を愛せない2
描きおろし いつぞやのエロイプ
描きおろし クラスの男子
あとがき
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