おすすめレビュー
だぶるでっく先生の異形デカ女シリーズはハズレなど無いのだが、今作はその集大成・過去最高傑作だと感じた。逆らえないデカ女の迫力とスケベボディに欲情して堕ちていく…というストーリーラインは概ね過去作と共通なのだが、本作では主人公は夢精からスタートして徐々に友人から聞いた猥談を元に知識をつけて無抵抗のデカ女に試していくという構図になっており、まさにオトナの階段を登っていくような興奮がある。
そうしてついに最後の一線を超えて童貞卒業を果たすのだが、実はそこからさらに「もう一段階」あるのが本作の魅力。過去作では性欲に逆らえず堕落していくスタイルが多かったが、本作の主人公は正体を見て明確に恋に落ちて前のめりになっていくという自主性があり、エンディングも何だか劇場版を観終わったようなカタルシスを感じさせる格好良さがあった。
人によっては前半のメカクレ状態のキス顔などで「怖さが勝つ」と思ってしまうかもしれないが、この後半がとにかくストーリーとしても面白く、最終的にはきっと主人公のように怖さよりも愛情(もしくはスケベさ)が勝ってくるに違いない。
サンプルやシチュを見てちょっと迷いを感じるくらいなら一気に購読することをおすめする。
あらすじ
学校でも家でも何となく居心地の悪さを抱えている主人公カズヤ。
彼は今夜も禁忌された場所へ詣で、「彼女」に逢いに行く…。
JPEG形式モノクロ漫画 全43ページ(セリフ無し版も同梱)
※サンプル画像は2ページ分を縦につなげて表示しています。