おすすめレビュー
現在コミックの原案や様々なシリーズの企画に携わっている搾精研究所先生の新作が遂に発売されました。昨年完結した搾精学級から1カ月ぶりの新シリーズとなる本作ですが、立ち絵会話による進行形式ではなく漫画形式の作品になります。
まず先に語りたいのが、本作が『彩度の暗いジメした閉鎖的なシチュエーション』であることです。
私は搾精病棟からこの作者のファンになったクチの人間なので、病棟と似た閉鎖的シチュエーションの本作にはとてもワクします。
監獄というのもSM要素を匂わせるような題材で良いですね。
肝心のキャラクターですが、恐らく本作の中心人物となるアイス看守部長のキャラクターがめちゃくちゃイです。
このジメした空気感を体現するようなキャラデザと言動が刺さりました。これまで登場した同作者のキャラで一番好きかもしれない。
今回のメインヒロインであるカヌレも、「ザ・搾精研究所のキャラ」という感じで面白い。こちらは登場シーンからかなりインパクトがあり、アイス看守部長とは異なる不穏さを持っているのもイ。
カヌレの描写によって、この先に待ち受けているだろうヤバイ囚人たちにも期待が持てます。こういうキャラ作りがやっぱり搾精研究所先生の持ち味だと思うので、この新作はかなり嬉しいです。
先生、頑張って下さい!応援してます!
あらすじ
僕はある冤罪事件に巻き込まれて、刑務所に収監されることになってしまった…
しかもそこは「女子刑務所」
僕は刑期を短くしてもらう代わりに女囚に性的なサービスをする「性処理係」として
女子刑務所で暮らすことになったのだ
僕を管理してくれるのは氷のように冷たい目の女性刑務官さん…
彼女は僕の「特異体質」に目を付け、この任務に僕を抜擢したらしい…
彼女が言うには
この刑務所には欲求不満の女囚で溢れかえっており、このままでは暴動がおこる可能性があるとのこと…
そのガス抜き役として僕が女囚たちに性的ご奉仕をすることに…その数なんと千人!
僕はこれから一体どうなってしまうのか!!
◆作品形式…フルカラーコミック
◆ページ数…137ページ
◆使用ソフト…blender、クリップスタジオ、photoshop、メディバンペイント