レビュー
濃厚なおねショタを描いてきた本作。お姉さんの魅力さもさることながら、お姉さんに翻弄され、理性をかき乱され、快楽に頬を赤く染める少年たちの姿こそ、この作品の最大の魅力だと言える。
それはあくまでも、お姉さんという異性に対して露わになるものだと思っていた。
いかに男性の見た目が可愛らしかろうと、本質は女性の官能を描くものだからなのだと。
しかし、今回の8話後編ではお姉さんという介入こそあれど、少年が別の少年の精液を口に含むシーンがある。
そしてその精液を出した少年は顔を赤らめるも、拒否反応は示していないのだ。
精液自体はお姉さんが代わりに飲むし、別に男同士での口淫シーンがあったわけでもない。
ただ少年同士がお姉さんを通してとはいえ、お互いを受け入れた。
そのことに単純な少年同士のボーイズラブとも違うような魅力とエロさがある。
結局のところこれも少年たちがお姉さんの虜になっているからにすぎず、少年たちにそうさせてしまうお姉さんの強者としての描写なのだろう。
それでも魅力的な少年に心惹かれてこの作品を読み始めた者にとっては、予想を遥かに超えた展開だった。
長々と語ってしまったがまとめると「擬似的なショタ同士の絡みありがとうございます」ということになる。
あらすじ
海羽に寝たふりがバレてしまう満と透矢。
雄洋と海羽の行為に混ざることになってしまい!?
コタツの上でえっちなクリスマスパーティーが始まる…!