おすすめレビュー
「ピッチリスーツの戦う女の子が洗脳される話」なんてのは世の中にいくらでもある。もっと絵が巧いもの、より一般受けする体形、流行りの喘ぎ声、新種のエロガジェット、溺れるほどの精液、一撃必殺の超能力、そしてすべてを忘れて悪に奉仕する少女本作はそういう「流行る洗脳」とはちょっと趣が違う
戦うお姉さんらしいしっかりした肩幅と女性的ながらもどこか筋肉質に描かれた脚、そして、この手の「戦う20代」のエロの記号としては不釣り合いな平坦な胸。
淡々と、しかし熱い思いで戦うヒロイン・詩遠は「折れない」。どこまでも情熱と、妹・仲間への愛情を忘れずに戦える。
それを洗脳しようとする「敵」も、単に力には頼らない。詩遠が「折れない」ことを承知で、ねちっこく、計算高く、丁寧に、執拗に、ひたすら洗脳を続ける。(手を変え品を変えなのでバリエーション自体は豊富です)
「洗脳」そのものへの愛、そして「よくあるエロの記号」とは少し外れた「戦うロリ体形」への愛、そうした作り手の性癖が貫徹されている。
本作はただでさえボリュームが多い上にマルチエンディングだ。
どこまでも折れない詩遠と、それを誰よりも理解して執拗に心を乗っ取ろうとする「敵」。
その戦いの雌雄を分ける「ある選択肢」と、2つの結末。
そのどちらにも、作り手さんが己の性癖を貫き通した闘争の痕があり、どちらも美しい。
絵柄もキャラも性癖もや人を選ぶ作品だと思うが、それだけに、「この作り手さんの性癖は、他の誰でもなくこの作り手さん自身で貫徹しなくてはならなかったのだ」と思える納得感がある。
己の性癖を貫き通す作品は美しい。
洗脳を心から愛する人なら是非読むべき作品だと思う 異能者のエージェントをテーマにした洗脳・悪堕ちもの。
過去の事件で無気力状態になっていたところから救ってくれた所長(男性)なんかも出てくるので寝取られ要素もあります!
好きなところは、やはり大ボリュームのページ数に裏打ちされた丁寧な堕ち過程と物語としてのクオリティの高さ。特に今回はEND分岐まで実装されているので、より堕ちENDが輝いていると感じました。淫紋や堕ち前後で瞳が変わる演出や、堕ちた後のストーリー(連鎖堕ち要素や教団への貢献・黒幕への奉仕)が十分に描かれているのも非常に良かったです。
洗脳・悪堕ち・寝取られと三拍子揃って嗜好が合う方には完璧な作品だと思いますが(早口)、調教過程では機械姦が多かったので、バイザーとか脳に被せるやつとかが好きだとよりおすめだと思います!
ジャンルが大好きという方はぜひお試しください!
あらすじ
■ストーリー■
現代よりも科学が進歩したほんの先の未来。
強化手術による身体を強化した人間の増加や時折自然発生する異能者の存在など、概ね平和を保ちながらも世界は混沌の空気を濃くしていた。
『辰巳探偵事務所』の助手として働いている西條詩遠は、いつもの猫探しの依頼をこなしていた。
そして『表』の仕事がおわると、夜には『裏』の仕事をこなす。
法で捌くには手続きや時間が掛かりすぎる危険な組織や団体へ侵入し、その証拠たるデータを持ち帰る。
公安局の伝手から依頼された”公式な裏の仕事”をこなす詩遠は、脱出の際に強化人間の警備員複数と戦闘になり、その身体から”雷光”を迸らせ全てを打倒する。
5年前、妹と共にオカルト組織「シャマイム」に誘拐され、強化手術と人為的に異能者を作り出す実験に晒された詩遠は、世にも珍しい異能強化人間となっていた。
公安の組織壊滅作戦で自分だけが助けられ、妹も両親も行方が知れず遺体すら見つからない。
組織もその時に壊滅されてしまったことから復讐に生きることすら出来ず、詩遠は一時無気力となっていた。
見かねた公安局実働部隊の辰巳暁良によって徐々に生きる気力を取り戻し、突如公安局を退職した暁良によって探偵事務所に誘われ、そこで「裏」の仕事をこなすようになる。
『雷神』──雷撃を放つ異能と強化手術のお陰もあり、詩遠は凄腕のエージェントとして活躍していた。
ある日、詩遠と暁良は公安局と正体不明の組織の武力衝突を目撃する。
そこにいた女戦闘員たちを見て、詩遠はそれが自分と同じ異能強化人間であると見抜く。
そんなことをしでかすのは、「シャマイム」以外にあり得ない。
─あいつら、消えてなかった。
復讐の炎を再燃させた詩遠は暁良の手助けも借りながらシャマイムに侵入し、組織の内情を探ろうとする。
その詩遠の前に現れたのは、かつて共に攫われ、行方不明となった妹の姿だった──
■概要■
ぴっちりスーツの女エージェントが闇の組織に捕まって洗脳・調教されていくCG集です。
基本CG:17+α枚
本編:539枚
プロローグ:79枚
エンディング:計163枚
文章なし差分:368枚
■シチュエーション■
悪堕ち・洗脳・機械姦・凌辱等々。
上記のようなシチュエーションが苦手な方は十分ご注意くださいませ。