レビュー
タイトルとか説明欄で察せらる通りかわいそうなのは抜けるって人のために作られたLO特別編です3話と短いと思いきやしっかりとかわいそうでエッチな話が続きます
いちゃらぶけいが好きな人もたまにはこういうので何か感じることがあればいんじゃないでしょうか(笑)
かわいちいさい子な絵なのは間違いないのでそこはお勧めできると思います! 恋愛感情の籠もったチョコを貰ったことない暦=年齢の僕にとっては、
生涯で最も素敵なバレンタインの贈り物になったと思います。
だって義理チョコとは比べ物にならない情熱が籠もってますから。
チョコって黒っぽいですよね。この本の表紙も黒いです。
チョコ(カオ)って本来苦いですよね。この本の中身も苦いです。
つまりこの本はLO編集部が丹精込めて作った地獄のようなチョコなのです。
発売日が発売日だからチョコです。
内容ですか? かわい少女達がかわいそうな目に遭います。
「かわい」と「かわいそう」は字面が似てるから問題ないですね。
物理ではなく、精神や境遇に対する致命的なボディーブローの如き一撃。
もはやチョコというより超重量の金属塊で心を叩き折るような所業の数々。
ほろ苦いビターではなくビターでしかない。いじゃんそういうチョコもあるんだよ!
一説には「丹念に練り上げた、漆黒よりも暗くて深くて重くて粘着質な闇の凝縮体」と書いてチョコレートと読むとか。
編集さんも気合が入っています。
作品毎に、編集による作品の二次創作が付されています。
直接的なイラストではありませんが、作品をより味わい深くするエッセンスとして非常に優れています。濃縮して還元していない地獄のようなコクの深さ。酷じゃなくてコクです。
ただのロリコンにはオスメできませんが、闇属性のロリコンにはちょっとオスメしたい一作です。
個人的には、野際かえで先生の描く田舎特有の天然地獄が大変良かったです。「マジで日本のどこかで有り得そうなんだよな…」と思わせそうな生々しさがあります。閉鎖的な環境ってこわいね。
本誌を読んだらチョコを食べたくなったので、ガトーショコラでも作ろうかな。
あらすじ
お姫様の所には、
白馬に乗った王子様も、
願いを叶えてくれる魔法使いも、
硝子の靴も現れませんでした。
COMIC LO電子書籍増刊「LOE(エルオーイー)」シリーズ第5号は、
「LOE noir(エルオーイー・ノワール)」。
フランス語で『黒』という意味を持つ「noir」は、
甘さ無し・幸せ無し・容赦無し、地獄のバッドエンド特集です。
LO本誌では許されなかった
「(フィクションの世界で)どうすれば少女達を可哀想な目に遭わせられるか」
を徹底的に突き詰めた禁忌の一冊が
“愛を祝う日”バレンタインから配信開始です。
【収録作】
くどうひさし「ぴんくのおもいでバースデー」54P
御歯黒溝「Re:start」34P
野際かえで「わたしが息をしてる場所」50P
(各作品後には少女達の可哀想をより味わえるおまけページつき)
「かわいそうなのはぬけない」派の方がご覧になると気分を害し、
取り返しのつかない心的外傷を及ぼす可能性もございます。
興味本位での「LOE noir」の購読はおすすめいたしません。
また苦手な方達を騙し、面白半分で本書を読ませる行為は、
冗談のつもりでもご遠慮くださいますようお願いいたします。
・本作品はフィクションです。実在の人物、団体、事件とは一切関係ありません。
・本作品は犯罪を教唆するものではありません。決して真似をしないでください。
※DLsite限定特典!「LOE noirができるまで」(設定資料集15P)付き!