おすすめレビュー
素朴な暖かい絵柄で描かれる、ストレートな青春の恋の物語です。背の高い里実ちゃんと、ちょい小柄の龍之助君。もう一人、気の良い斡旋役の律君も加えた三人組は、昔から何でもオープンの、気の置けない幼馴染です。
明朗快活、好感度高い女子の里実ちゃんは、恋も引く手数多ですが、何故かいつも長続きしません。
失恋の愚痴の聞き役は、いつも龍之助君です。
実の所、彼にも、ずっと昔から思う所があるのですが…
今日も今日とて、又しても失敗に終わった恋。
いつだって、彼女の気持ちを気遣い寄り添おうとしてくれる幼馴染。安心親密な空気の中で
「龍くんが彼氏だったらいのに」「龍くんはどう? いないの? 好きな人」
安気に口にした言葉。
「…いる」
きっかけを得た若い想いは、もう止まりません☆
龍之助君、小柄だけどしっかり筋肉はついてる純朴な好青年の造形。
大きい女子を、ひょいっとお姫様だっこでベッドまで運んじゃいます。
予想もしない突然の出来事なのに、幼馴染の愛撫に、何の抵抗感も無く感じてしまう自分に驚き戸惑う風の女の子。「本当の気持ち」は、もう彼を許しているかのような…?
素直でストレートな行為の進行と描写は、意外なほどのエロスを読み手に伝えます。
事の後、色々と気持ちの堰が切れて泣き出しちゃう女の子に、嫌われたと勘違いする男の子。
やらかしたなら、ケジメはつけねばなりません。
翌日の、仕切り直しの話し合いは、お互いに本当の気持ちを洗いざらい素直に伝えあう、心暖まる場面です。舞台は近所の堤防。青春ですね☆
改めて、完全合意の恋人のSEXを試みる二人。キスから入ります☆
とは言え慣れ親しんだ幼馴染、ムーディーなのはそこまでなんですが(笑)
ユーモラスな語り口も楽しい、晴れとした読後感の、筋の良いラブストーリー☆
あらすじ
幼馴染である里実をずっと思い続けている龍之助。
そんなある日、もう一人の幼馴染である律から─────
コンドームを渡される。
と同時に、律から里実が彼氏と別れたことを知らされる。
「龍之助のチャンスだ!」とノリノリの律とその反面、彼氏ができてはすぐ別れる里実のことを考えて複雑な気持ちになる龍之助。
そんな中、里実から「龍くんが彼氏だったらいいのに」と言われ、限界が来た龍之助は思わず─────
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本文84p+表紙・おまけ
・無理矢理
・幼馴染
・年下攻め
・身長差(※男性側が低身長)
・長年の片想い
・断面図
無理矢理から始まりますがハッピーエンドです
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【追記】
試読版を出しました、こちらでは物語の前半を読めます
https://www.pixiv.net/artworks/114956824