おすすめレビュー
二人きりの文芸部、部長で先輩国木田さんと、部員の後輩泉君。前作『国木田先輩のかくしごと 』で、ひょんな事から身体を繋げる恋人同士になった二人の、その後のお話です。
「先輩のかくしごと」とは、実は先輩は漫画家… ではなく、先輩の、自作の官能小説をオカズにしてオナニーに耽る性癖の事。ジャンスカの制服が似合う、もっちり巨乳の母性的な可愛い女の子が、実は性的妄想で頭が一杯のむっつりさんだったなんて、滾るじゃあないですか?
前回の一件の後、先輩は新作の官能小説を後輩君に送信して、読ませてくれるようになりました。
それは、「こんなことをして欲しい」というメッセージ。脳が熱くなるシチュエーションです。後輩君も否やはありません。
ある日のオーダーは「立ったま、黒タイツの前を引き裂いてそのま」。
タイツに包まれた、むっちりとした太腿とお尻の量感、柔らかい質感が素晴らしい一場です☆
エスカレートして行く妄想。頭掴まれて無理矢理テイストのディープスロート、涙と涎でぐしゃの顔… 部室で収まらなくなった二人は、体育倉庫にトイレ、校内各所にも繰り出します。
そしてクライマックスはラブホデート。
期待で身体を熱くした先輩の装いは、コートを脱げばその下は全裸です☆
校内では出せない獣の声に、遠慮会釈の無い突き下ろしの潰れバック。
お尻と性器周りの肉感の生々しさは流石の景色☆
そしてはじめてのアナルプレイの狂爛、お風呂でパイズリ、風呂上がりの二回戦…
全編シチュとフェチに体位のてんこ盛、若いむっつりの恋人達が、覚えたての性欲を爆発させる密度の高い一篇です☆
ラストの、平和な部室で「無理させてないかな…?」と羞じらう先輩は〆にふさわしい可愛いさ☆
さて、後輩君サイドの妄想はどっち系なんでしょうね? 国木田先輩の続編、ありがとうございます!
前作を読んで絵と雰囲気に引き込まれ、大好きになりました。綺麗な絵とドエロい中身でド最高です。
ご使用の前に1度、通してじっくり読むことをオスメします。良作エロゲをやり終え、EDを聴いている時のような不思議な満足感と寂寥感を感じられると思います。
続に続き「新、国木田先輩の隠し事」を勝手に期待してしまう気持ちがあるような、気持ちのい終わり方に胸を満たされるような…相反する気持ちに囚われたま続報を待ち続けることしかできなくなってしまいました。
もちろん前作から大幅に増えたえっちなシーンでそっちも大満足なこと請け合いです。ベッドでは男気♂を見せる泉君とのプレイに揺れる、国木田先輩の少し離れたおっぱい(ドえっちポイント)が、「先輩、離れ乳気にしたりしてるのかな…」と勝手な妄想を掻き立てます。
2023年、最後に現れた官能純文学
是非読んでみてください。 待ちに待った国木田先輩の続編です。
今作では既に関係性ができているため、最初から励んでいます。前半パートでは主に着衣で行為をしているのですが、服のシワの書き込みが細かく乱れていることが感じられて良かったです。後半では裸なのですが、肉感や汁の描写が非常に好みでした。さらに、二人が好き言いながらえっちしているのが関係性が進んだことが分かってとても良かったですね。
非常にオスメ! 文芸部を舞台にしたアイスクリームの別名をタイトルにした小説とか、紙を食べてしまう女の子の小説とかを思い起こさせる設定です。
Mっ気のある女の子にとっては、普通にお付き合いしていると自分のしてほしいことをしてもらえるチャンスはなか巡ってこないもので、本作品の様な手段で伝えることもアリだと思います。それにヒロインは先輩だから、自分から活路を開かなくちゃいけない場面もあって、つらいところです。表紙絵が登場する場面のセリフが良いです。
あらすじ
※本作品は、前作【国木田先輩のかくしごと】の続編であり、その内容を含みます
【あらすじ】
今年度から文芸部に所属している1年生『泉』と、その文芸部の部長を務める2年生『国木田 友萌』
お淑やかで、優しくて、優秀で、頼りがいのある国木田先輩。
そんな彼女が隠れて書いていた”官能小説”を盗み見てしまったことをキッカケに、なし崩しで身体の関係を持ってしまった泉…(前作参照)
その一件以降…彼女は性欲の発散のためだけに書いていた”官能小説”を、泉だけに見せてくるようになったのだが……
先輩の強すぎる性欲に流されて、様々なシチュエーションで行為に及んでしまうお話です。
【内容】
表紙・裏表紙4ページ+本編40ページ(あとがき1ページ含む)
発行:桃汁庭園
著者:桃雲
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