おすすめレビュー
「鬱とエロスと委員長」シリーズ第一作です。主人公「倣騨(ほうだ)圭介」と「江志波 舞依」との出会いから恋愛関係の芽生えまで
が今作で描かれている内容です。奥付、裏表紙含め28p。
主人公は屋上でひとり煙草を吸うのが好きな不良少年で、彼がその憩いのひと時を
委員長の出現によって打ち壊されるところから物語は始まります。
不良少年とは言っても髪を染めて煙草を吸う程度のもので、一人でいるのを好む、
そして委員長のパンツには赤面しちゃう可愛らしい一面もある普通の高校生ですので感情移入し易いと思います。
委員長こと江志波は鬱状態でないときは上品で思いやりのある優等生のようです。
倣騨との出会い以降彼に大胆なアプローチをしていく積極性も持ち合わせています。
そして今作では倣騨とほとんど一緒にいる、つまりデレなのでその鬱っぷり
優等生っぷりはあまり発揮されていませんが、そのおかげで全体の暗さが薄らぎ
読みやすい印象があります。
恋人になるまでの距離感やその過程ではなく、恋人になってからどのように彼女と
接していくかがこのシリーズ全体で描かれています。
また鬱と銘打たれていますがその鬱という言葉の魅力に頼った漫画ではないことだけは
確実に言えます。
会話のテンポや展開の早さなどもよく、読むのに苦労したりイラしたりということは全くありませんでした。
絵に関しては好みが分かれると思います。しかし建物や道などが丁寧に描かれており
人物がそこにいるという印象を感じました。
「鬱」の一文字で距離を置いてしまいそうな方でもお勧めします。 絵柄に惹かれて購入
私は寡聞にして知らなかったのですが、鬱デレ・世界は広い。
絵は若干癖があると思う、好き嫌いは分かれそうだが
妙にエロイというか色っぽい。
ヒロイン舞依のむち感は何だか凄い。
シリーズ1作目という事で
鬱気質の委員長(舞依)と斜に構えた主人公の出会いと変化が主になっています
鬱っ気は差ほどでもないので青春漫画としても十分楽しめる作品 私の属性には眼鏡も委員長もありません。絵柄買いでもないです。
それではなぜこの作品を購入したかというと、鬱デレという響きに純粋に興味を持ったからです。
偏見ですが、鬱ならば恋愛をするキッカケなど無いと思います。
ところがこの鬱少女は、あるキッカケから不良気味の学生と親しくなります。
彼氏と過ごしている間は、鬱っぽい様子は彼女には見られません。
ひょっとしたら、彼氏に「依存」することで精神の安定を保っているのかもしれませんし、
作外では懊悩しているのかもしれません。
次第に、そんな彼女の心のうちを何とか追いかけてみようと思うようになりました。
まんまと作品に取り込まれていった訳です。
現段階で私が思うに、この彼女は鬱だけでなく、躁鬱なんじゃないかと思うのですがどうなんでしょう。
なぜなら、彼氏に激しく迫るシーンがあったので。
鬱少女が今後どうなるのか、彼氏がどう巻き込まれるのか、非常に気になるところです。
続編も買うと思います。 鬱だ…死のう…、といった雰囲気を漂わせている委員長・江志波 舞依をヒロインに描かれた、一風変わった学園恋愛ストーリーです。
まず登場シーンから飛ばしていて、いきなり屋上の柵を乗り越えようとしたり、パンツ丸見えで主人公の上に落っこちたりしています。
その後は主人公にデレて頻繁に彼に会いに来たり、主人公に寄りかって唐突に眠ってみたりと段々と行動がエロくなっていくのが良かったです。
委員長の何気ない仕草の一つが妙にエロく、18禁ではないのに18禁ぽい雰囲気でドキしてしまいました。
ただ軽い気持ちで読んでいると最後のシーンでショックを受けると思いますので、何を言われても驚かない心構えで読むと良いかもしれません。
値段も手頃なので、サンプルを見て気に入ったのなら買いです。 無気力な少年が自殺しかけるほど思いつめた女子学級委員長(?)を引き留めたら仲良くなってなんやかんやする話
まるでエロ漫画の導入ですが少年が腰抜けなのでKENZENです
何もかもどうでもいというような委員長の濁り切った眼つきが一周回って可愛いです
まだほんの導入なのでこれからどうなるのか分かりませんが、パンチが効いて先が気になります
あらすじ
普段は鬱々と希死概念にとらわれる
辛い日々を送りつつも、
好きな人の前ではデレデレな
「鬱デレ」がテーマの学園恋愛物。
ヒロインは眼鏡で優等生で委員長。
そんな鬱デレ。