おすすめレビュー
むつ屋様の前作シリーズがお気に入りでしたので、今作品も目に入った瞬間に購入しました。今作は最初の方こそほのぼのラブコメと言いますか、ギャグ四コマらしいノリに仕上がっておりますが、
締めの方では白鷹さんも雀ヶ野君も、意外と“業の深いキャラ”である事が明かされますね。
ほんわかして明るい感じのイラストと、モノローグの文面のギャップが良い味出ています。
しかしその一方で、ほんわかした空気は最後まで完全に消滅する事がありませんでした。
人によってはちょっぴり狂気を感じるかも知れませんが、
そういう特徴も含めてこの漫画の魅力だと思いますので、これはおスメしたい商品ですね。
むつ屋様の描く漫画はどれも面白いです。 独占欲…と作者が銘打っている今作品において
【彼女の特異的な独占の仕方】に目が行くのですが
それだけでこの作品の良さは語れないってことを書きたかったのです。
彼は常に無気力で目が死んでいます。
しかしながら、過去編において、比較すると高校時代のほうが優しい目をしていることが分かります。そこに彼なりの成長を読み取るのもこの話の一つの楽しみかな?と。
二つの過去における「頑張るという事」の両者の答えは、カノジョの答えは一貫しているのですがカレだけが変わっていて…だからこそ、今後続編がでるならば「彼のさらなる成長」を私は期待しております!
章が進む転換点で、また前を見てキャラの深い設定を知る。
そんな楽しみ方もまた、たまにはいのではないでしょうか? 頑張らない少年と、なぜかその少年をストーカーするクラスでも目立つ美少女の二人が送るラブコメ漫画です!
日常風景を四コマで、重要なエピソードを漫画形式で描いている作品なのですが、主要キャラの二人にそれぞれ裏があり、そのい裏が二人の関係性に直結しているという展開が非常に面白かったです!
読みやすく、超オスメな作品です! タイトルからはヤンデレ風味なのかなと思いましたが、サンプル内容のテンションが続いていく感じでした。
や真面目(シリアスにあらず)な展開もありますが、ストーリーに説得力をもたせているので良し!
高校生の青春を覗いてみたい方にはおすめの作品です。
あらすじ
頑張ることを嫌い、クラスメイトからも距離を置かれている雀ヶ野陽仁。
そんな陽仁にまるでストーカーのように想いを寄せる白鷹小和は、明るく元気なクラスのムードメーカー的存在である。
小和がここまで陽仁に一直線なのは、過去のある出来事がきっかけで…
48ページの作品です。