そ+ならなきゃよかった [むつ屋] | DLsite 同人

おすすめレビュー

まず初めに書いておくとこの作品は3部作で、この商品にはその内第1作「そ」と第2作「ならなきゃよかった」が収録されています。なので【「そ」+「ならなきゃよかった」】というタイトルなんですね。
ちなみに第3作は「こんなはずではなかったのに」です。3作すべて購入してから読まれることをオスメします。
この第1作「そ」と第2作「ならなきゃよかった」では主に男性「兎沢樹」の視点からお隣さんの少女「亀山結」との日常生活の中での触れ合いを描いており、第1作は樹が高校生で結が小学生の時代の回想と2人の再会が、第2作では樹が結の通う高校の教師となり結への想いを自覚するまでが描写されています。
2人とも本質的な人格は変わっていないのですが、結の(周りから見た)性格が第1作目では「明るく元気でお転婆」だったのが、第2作目では第1作目で樹が言っていた「おしとやかで気配りができてけなげで謙虚な性格」になっており、時代の流れとそれぞれの心の奥の想いを感じさせる作品となっています。
3作目「こんなはずではなかったのに」ではこの2人の想いの結末(?)が描かれていますが、ハッピーエンドで終わるので安心して読むことが出来ますよ。 むつ屋様の同人誌初購入です。表紙絵と商品説明で選びました。
最初はちょっぴり湿っぽいジュブナイル作品かなと思っていましたが、意外とノリは明るいです。
決して終始ギャグ調の軽いノリと言う訳でもありませんが、暗く重たい展開を身構える必要はありませんね。
漫画のシナリオ面に付いて詳しくは記載しませんが、『ならなきゃよかった』は本当に良いタイトルを付けたなぁと思います。
自分はこのタイトルからちょっぴり暗い展開を想像していた分、驚きが二倍になった感じですね。
作画もシナリオも充分クォリティ高いですし、コスパもかなり優秀で、これは本当に良い商品でした。
少しほっこりしたい方は是非読んでみて下さい。この商品はおスメ致します。 「そ」は「ならなきゃよかった」の前日譚のようなものであり、兎沢樹が高校生、亀山結が小学生だった頃の話。
最後、引っ越すことになった樹に結がかけた「次会うときにはいっくんがびっくりするくらいキレイな女性になってるんだから!」という言葉が、後々本当にその通りになるのもあって感慨深いです。
「ならなきゃよかった」は「そ」の数年後の話で、母校の教師になるため数年ぶりに実家に帰って樹が結と再会する話。
「そ」の最後に結が言った通り、結は樹も見惚れるほどの美少女になっています。普段学校では落ち着いて大人しい結が樹の前では素を見せるのがまた良いですね。
一緒に過ごすうちに樹は結を意識してしまうようになり、「生徒と教師なんて」「このまじゃダメだ」と引っ越しを決意して終わり。
どちらの話も非常に素晴らしく、樹と結の今後が非常に気になる終わり方です。
ほっこりしたい方、純愛漫画が読みたい方におすめです。 主人公と小学生のヒロインの関わりを描くラブストーリー?かな。小学生の頃のヒロインは主人公大好きなお転婆娘で、主人公はなんとなく持て余しつ関係をちょっとずつ築いていく感じでありました。ヒロインが主人公すきーな感じが実に良かったです。最終的には主人公は教師になってヒロインは学生になりますけど、両方とも性格が落ち着いた感じになって、なんとなくかつてとは違うというか逆転したような立場になるのが印象的ですね。 高校生の男の子と小学生の女の子の縁が、男の子が大人になった後も続いていく話です!
心情描写が美しく、読むたびに魅了されていきました!
話の展開も上手く、一話ごとに始まりと終わりが繋がっているのも楽しかったです!
続編も販売されているようで、是非読ませていただこうと考えております!
とっても素敵な作品でした! 本作は、年の差のある男女の幼馴染が高校教師(男)と生徒(女)として再会する物語シリーズの一作目と二作目を収録したセット作品です。
男女の二視点で展開される物語は、「そ」では小学生の女の子・結が高校デビューに励む男の子・樹の軟派ぶりに苛立つ様がまず描かれ、二人の関係を描きつ、彼の大学入学に伴う別離で物語はクローズしています。
そして、「ならなきゃよかった」では教師として帰郷した樹が高校生になった結と再会する物語が描かれています。
二人の関係を深く描いた「そ」に対し、「ならなきゃよかった」は次の物語への布石のような印象です。
そして、物語としては三作目の「こんなはずではなかったのに」で完成される。ですので、できれば二つとも購入の上で読書することをお勧めしたい。
お互いの関係の変化と、その間に生まれてきた感情の推移、二人のじれした関係にスポットを当てた作品ですので、結末まで読み切らないときっとすわりが悪いことでしょう。
精一杯青春を生きている二人の姿はエネルギッシュでエモーショナル。
それでいて青春のある種の爽やかさも伴っている。
描写もそんな彼らの細やかな表情の描き方や、全体的に見られるタッチの優しさが印象的ですね。
できれば三部作全てを揃えてからの読書をお勧めしますが、感情的でいて爽やかな青春物としてお勧めしたい作品です。良い作品ですよー。

あらすじ

男子高校生、兎沢樹と女子小学生、亀山結はお隣同士。
少女が彼に抱くのはまだ恋とも呼べないような、けれども大好きな気持ちだった。

そんな二人も成長し結は高校生に、樹は結が通う高校の教師になるのだが…？

時間の流れと二人の心情が繊細に描かれた二作品を収録！

80+44ページの作品です。

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