おすすめレビュー
魔法使いの弟子、青年エドワード君と、訳あって最近めでたく魂から人に復元された存在(前話参照)である女の子ブルーベル。二人は、ブルーベルが「昔、さる厄災の時に、小さい頃のエドワードに救助されシャーレの中に保護された魂」だった状態の時からずっと、一つ屋根の下で過ごしてきました。
今では(も)相思相愛だけれど、経験不足でいじらしくもどかしい二人と、気儘に家に出入りして弟子を導いたり弄ったりしている魔法の師匠(姿はその時々で違う動物)の、愛のある日常ファンタジーです。
ブルーベルは相変わらず可愛らしい女の子ですね☆
ふんわりおっとり、抱きついてぎゅーが大好きもチャームポイント☆
生育の事情で口調に匂う舌足らずなところも、まっすぐな純真と組み合わさればとても快いものです。
今回は、裏表の無い正直さで、気後れするエドワード君に「恋人の愛」を訴えます☆
それにしてもエドワード君… 冒頭の、愛のある安心の夜から朝になったしょっぱなが
「ディープキスのやり方に自信が無い」!
いやそれ魔力供給の一法なんでせう?
恋人には上手にやりたい男の子の性(さが)、見栄と気後れ、エドワード君の受難はいまだ続いているようです(笑)
同梱のオマケ編では更に初々…☆
二人の間の行為には「ブルーベルの存在維持のための魔力供給」の意味もあるのですが、そこに変に引っかったエドワード君、「初めての恋人」への気後れもあって、魔力事情でブルーベルに魔力供給が必要になる、新月の夜以外の行為を慎んでしまいます。そこで前に動き出すブルーベル…
恋人なんですから、心のまに求め合って良いわけです。相手もそれを望んでいます。
素直になった恋人達が肌を寄せ合う愛の籠った行為、見ていて幸せが伝わります。
暖かで優しい愛の日常。読めば幸福感を分けて貰えるお話です。
・それにしてもこの世界、衣服は着るも消すも魔力の物質化の魔法で自由自在なんですね☆ おぅ☆ 前作からずっと続編を楽しみにしていました。
絵本の童話のような雰囲気の優しい絵柄、なのにどうして色気があるんでしょう。読みながらドキが止まりませんでした。
2人が相手を想い合い、求め合っている気持ちが伝わってきました。
ブルーベルとの将来のことも考えているとのことで、家族になった2人。そしてその先の家族が増える所までも見てみたい・。
ずっと続いてほしいシリーズです。優しい気持ちになれますよ。 「黒髪女子をとにかく愛でたい」が大好きで、前作と合わせて購入しました。
いやー良かった!ストーリー、やわらかな肉感たっぷりのふたり、飄々としつも面倒見のい師匠とそれぞれの相乗効果がすさまじかったです。屋敷内の内装などが個人的に好きなので、そちらも丁寧に描きこまれており、そちらも堪能させていただきました。
ブルーベルのため、というどこか義務感にも似た感情ではなく、ブルーベルが好きだという自分の想いを口と行動に出すことを覚えたエドワード君も、そんな彼をふわと、でも真正面から受け止めるブルーベルもたいへんかわいかったです。 前作に続きやはり二人の恋が丁寧に展開していく作品でした。
少しずつゆっくりではあるもの、やる時はやる二人の恋愛は不器用さも残しながら確実に大人の階段を昇ってるような話で、もっとハグしてキスして抱きしめて求められたいブルーベルと、ブルーベルが好きだけどがっつきすぎないようにと気を遣いすぎるくらい大切にしているエドワードは、可愛くもあり、尊くもあります。
内なる激しさも持ち合わせているため、時折激しく求めるもの、作風も相まって激しすぎず、柔らかさえ感じる二人の繋がりに終始胸が一杯です。
丁寧なストーリーの描き方も然ることながら、体の柔らかな描き方がより二人の恋を優しく感じさせているのかな、と。おそらくエドワードが不器用すぎる点も合わさってそう感じる、というのも半分ありそうですが。
月のない夜から月のある夜まで、二人の愛をじっくり堪能できる作品です。 前作「見習い魔法使い君と花の名前」を知ったのが今年1月のこと、待望の続編はたまらなく嬉しいものになりました。
ひたすら感じられるブルーベルの温かさと柔らかさ、無邪気な笑顔と好きオーラ。よくもまあ、しなくてもい我慢を続けてこられたなエドワード。だけど邪魔もの消し方カッコ良かったよ。
師匠との掛け合いは今作でさらに爆笑の連続…本編ではぜひとも2人を見届けて欲しかったしw おまけでは師匠より1頁早く「あっ…(察し)」ってなった…
本編最後のコマで、次作ではまた少し大人の2人を見られると確信しました。
どうかこれからも、2人の夜が超絶長い時間になりますように。
いつか紙の本としてもぜひ手元に置きたいです。 前作から、ずーっと待ちわびていた次回作がついに出て、本当に嬉しいです。
大好きで、電子書籍ではなく、本として宝物のように手元に置いておきたいお話です。
前作では、涙を流しながら何度も読み返しました。今回はどんなお話になっているのか‥読む前から、ドキしています。
作者様に感謝です。素敵な2人のお話を紡いでくださって、本当にありがとうございます!
あらすじ
前作、「見習い魔法使い君と花の名前」から少しあと。
無事、魔物の呪いも解け人間の姿を取り戻したブルーベルと恋人関係になった見習い魔法使いのエドワード。
初めての恋人との甘い甘い同棲生活がスタートしたものの、肉体の維持がまだ不安定なブルーベルへの魔力補給を兼ねている2人のセックスは月に一度だけ。
「ブルーベルを大切にしたい」というエドワードなりの想いなのだが、同時に葛藤もあり…
優しく不器用なエドワードと、ただただエドワードが大好きなブルーベルの、不慣れでなんとなくぎこちない同棲生活。
お互いを想いあうため、理解し合うためのささやかなお話です。
◇ ◆ ◇
前作の後日談的な、とりとめのない日常エピソードです。
前作同様そんなに魔法は出てきません。
少しのすれ違いがあるものの、甘めのハピエンです。
前作とは別のエピソードですが、細かい設定やお話の流れは前作から読んでいただいた方が分かりやすいかと思います。
おまけ漫画やらくがきなどをいくつか収録しています。
◆ご注意◆
・作中の「魔法」の扱いは、独自の解釈・定義づけをしています。
諸々違和感を感じたとしてもつっこみご無用にてお願いいたします。
・R18シーンの局部描写は柔らかめです。
ストーリーが長いので、えろ重視の方には物足りないと思います。
「一般の漫画に性描写がある」くらいの気持ちで読んでいただくほうがよいと思います。
・精液を魔力に変換する「妊娠する可能性がない中出し」のシーンがあります。
このような描写が苦手・地雷な方はご注意ください。
◇ ◆ ◇
総ページ数90ページ
うち本編64ページ、R18シーンは約26ページ程です。
おまけ漫画が合計10ページ程あります。