最終酒場十四話 [さとうしんまる] | DLsite 同人
あらすじ
重体の妻の運命は?
サンプル
購入はこちらから
レビュー
妻を刺した犯人と刑事の男が最終酒場に到着。刑事は犯人の巻き添えを食って命を失ったようであり、
殉職と言う事で警視総監賞を貰ったようで悦に入る。
両者とも亡くなって初めて冷静になれるようで、
事のあらましを落ち着いて語り始めるところが面白い。
亡くなってしまう前にこうやって交流できればよかったのに。
三途の川を渡る前に犯人の妻が回復したという朗報が入り、
夫も安心してあの世へ旅立っていけるだろう。 2人の男が現れたと思うと、いきなり1人がもう1人を捕まえようとします。
状況を把握した2人は興奮するも、ペンクツに海へ落とされて何とか落ち着きます。
死んだ後に表彰されたことを知った刑事は泣きながら喜びます。
そんな様子を見た犯人は、刑事に今までのことを話します。
そして舟がやってきたころには終人服の文字が変わっていて…。 最終酒場に妻を包丁で刺した男とその男を捕まえようとしていた男の2人がやってくるお話です。
終人服の設定が出てきてとても面白くて良かったです。
特に、最後には終人服の文字が変わっているのが良いです。
始めはけんか腰だった2人が、話し合っているうちに相手のことを知って徐々に仲良くなっていく感じが良かったです。 終人服には、その人の現世における状況が書かれているみたいです。
あの世からでもわかるので、面白い設定だなと思いました。
青い終人服の彼には、とある賞を受賞したと出ていました。
殉職とありますし、こに来る直前に二階級特進した気がします。
あと、酒を飲みながら感謝しているシーンで笑ってしまいました。シュールで面白いです。
横にいる彼は、妻回復と出て喜んでいる姿が印象的でした。
船に乗っている時の顔つきが、何もかもを受け入れているって感じです。
もう思い残すことはない、そんなことを考えているように見えました。 今度最終酒場にやってきたのは2人組の男で自殺しようとした男とそれを止めようとして巻き込まれた刑事で何かドラマがありそう。服に状況が書かれているので短いページで分かり易くなってるのがいですね。刑事は巻き込まれて死んでしまったのだが警視総監賞を取れたようで逆に喜んで犯人に感謝するのがおかしい。相手は妻を刺してしまって絶望して自殺したのだが妻が回復したのをしって満足しながら船を渡っていくエンドがよかったです。 14話目。
今度のお客さんは2人だ!
妻を殺して自殺する犯人を、捕まえようとして刑事さんも一緒に死んでしまったそうだ。
刑事さんは殉職してしまったわけだし、恨むよなと思ったのに、なんと感謝する展開に?!
人がよすぎるように思いましたが、なんと犯人の方も情状酌量の余地が…!
最後、終人服の文字が変わり、犯人のおじさんの心残りがなくなり、い終わり方でした