君の前ではいつも赤鬼 [仁科彰太朗] | DLsite 同人
あらすじ
鬼という生き物がおとぎ話の存在ではなく、人に近い新たな人類として確認され、交流が始まりだした頃。
人間の学校に通う鬼の少女・鬼ヶ島まつりは同じクラスの岩木鋭太郎に恋をしていた。
伝えられない気持ちを抱えたまま訪れた期末試験の最中、まつりは大きな決断を迫られる。
2018年某誌に掲載された32ページの読み切り「君の前ではいつも赤鬼」をデジタル用に編集し、一部作画修正したリマスター版。
一部描き直しをした発表済みイラストや描き下ろしイラスト、未発表の主人公のクラスの座席表等もおまけとして収録しています。
作者のツイッターアカウントはこちら。
https://twitter.com/Syoutaro_N
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レビュー
R-18作品当初のころから知ってますが、感情表現が絶妙な作者さんです。感情表現が豊かなわけでも、上手いわけでもないです。
だからこそわかると思うんですが、学生時代、抱く感情なんて実際のところ、「好きだけど告白するのはつらい、この関係が壊れるのは嫌」ぐらいではないでしょうか?
この作品では、ある女子高生は同級生の子が好きで、でも告白には至らなくて.ぐらいの心理描写が出てきます。それだけです。だからこそリアリティがある。
ちょっと角が生えて、ちょっと人より力が強くて、ちょっとアホないたって普通の女子高生と普通の男子高校生の話。他に特別なものは出てきません。
何か宿命を背負うでもなく、恋愛できないジレンマがあるでもなく、いたって日常的な恋愛コメディです。だからこそ豊かな感情表現も、上手い感情表現もいらない。それ故にリアリティがある。
こういう作品を読んでほっこり人なら、ぜひ手に取ってみてください。絶対楽しめますから。 自分が、必ずしも「えろじい」では無いと自覚させられた作品です。
キャラクターが可愛いです。
ストーリーが可愛いです。
で、前言と矛盾する評価かもしれませんが、絵とストーリーがしっかりしていれば、Hなシーンとかストーリー展開がなくても、十分に色っぽい作品になると思います。
続編にすごく期待しています。
一途な少女というのは、理想です。 可愛いでしょ?
ならまず御購読をオスメ致します。
まず表紙。どこをどう見ても可愛い。
表紙買いで大丈夫です。
本編ではもっと、常に、途切れる事なく可愛いです。
初見で抱く角のインパクトよりも、コロと変わる表情のインパクトに心が洗われていきます。
しかも、角が付いてるだけのなんちゃってJKではありません。
やっぱり鬼なんですよね。
本編ではギャグ的に扱われてましたが、設定としてはなかにヘビーなもので将来的なシリアス展開を孕みつあります。
寿命はね…
ですが。
本編はそういうアレコレを忘れて楽しめます。
一瞬を楽しんでそうなキャラクター達の顔。
とにかくみんな顔が良い。
顔がよく語ってくれます。
オマケも大変素晴らしい。
是非ともイチャして頂きたくなります。
イチャして欲しいと思っているそこの君。
君に君!
まずは購入して頂き、共に盛り上げていきましょう! 何年か前に某雑誌に掲載されていた作品で、自分は当時買いそびれため見れず終いでした。
しかし今回、部分的加筆修正をしていただいた上でDL販売で公開して頂いたことでようやく見ることが叶いました。
内容としては、人間界で普通に違和感なく人間と暮らす鬼っ子女子高生のお気楽でお馬鹿な青春ラブコメものです。絵柄やコマ割りもスッキリしていてかなり見やすいですね。なによりヒロインとその取り巻きが個性的で可愛いです。
これを気に、いつか続編も描いて頂ければなと思いました。