おすすめレビュー
ナチスドイツについてはこの感想欄を埋め尽くしても足りない程の研究本が出ていることは言うまでもないことです。アントニー・ビーヴァーやイアン・カーショーまた近年は批判の対象となっているパウル・カレルもその窓口の一つであったことでしょう。ですがそれらをわかりやすく.受け入れやすく紹介しているのがこの同人誌です。
紹介は史実を忠実に紹介しながら想像の許される範囲内で脚色に留める形で楽しく読むことができます。
それに加えていわゆる「清廉潔白な国防軍」についても紹介がなされています。
総じてとっつきにくいナチスドイツに触れるには最適の書の一つであると考えます。
あらすじ
極悪非道の代名詞、近年さらに最悪な印象を更新しているナチスドイツ……の中の人たちを国防軍を中心に紹介するカラー本です。
第二次世界大戦を指揮したドイツの将軍たちの戦功やヒトラーとの関わり、
史実に基づいたお茶目エピソードも交えて、イラストや漫画でわかりやすく解説しています。
ナチスが気になるけど、気が引ける……そんな初心者の方向けに、楽しく・簡単に・できるだけ正しく作りました。
・ナチスドイツが誇るチート軍人ロンメル、
・フランスをワンパンした陸軍最高の頭脳マンシュタイン、
・戦車大好きおじさんグデーリアン、
・総統閣下シリーズ人で怒られてる クレープス、
・なぜか清廉潔白なイメージがついてるデーニッツ……などなど
みなさんのお気に入りが見つかったら嬉しいです!